【練習問題】(362)ハ行音とバ行音

ハ行音とバ行音に関する記述として不適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 ハ行音とバ行音は声帯振動の有無で対立している。
 2 ハ行音は環境に応じて具現する異音が3つあるが、バ行音はない。
 3 バ行音は鼻音化することがあるが、ハ行音はしない。
 4 ハ行音は全て摩擦音であり、バ行音は全て破裂音である。

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解説

 [h] ハ 無声 声門 摩擦音
 [ç] ヒ 無声 硬口蓋 摩擦音
 [ɸ] フ 無声 両唇 摩擦音
 [h] ヘ 無声 声門 摩擦音
 [h] ホ 無声 声門 摩擦音

 [b] バ 有声 両唇 破裂音
 [b] ビ 有声 両唇 破裂音
 [b] ブ 有声 両唇 破裂音
 [b] ベ 有声 両唇 破裂音
 [b] ボ 有声 両唇 破裂音

 1 正しい記述です。ハ行音は無声音、バ行音は有声音。
 2 ハ行は[h]、[ç]、[ɸ]の3つの異音が異なる条件で現れます。バ行音は常に[b]の1つであり、異音はありません。正しい記述です。
 3 ハ行音、バ行音と鼻音化は関係ありません。
 4 正しい記述です。

 したがって答えは3です。

 




2022年7月1日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題