2年生の2016年 今年の自分の漢字

日本語教師のお仕事

 今日2年生の会話の試験が終わりました。今回のテーマは2016年自分の漢字と題して、2年生みんなにあらかじめ漢字一字を考えてきてもらうというものです。この話題を広げて会話の試験としました。

 「寒」「敗」「苦」「衰」「憂」「乱」と言ったマイナスの漢字を上げる学生は3分の1くらい。日本語に限らず、勉強面で成果が上げられなかった。怠けて思ったような結果が得られなかった。将来に対する不安、苦悩があると打ち明けていました。

 「川」「考」「大」「水」と言った学生達は今年を良くも悪くもないと振り返りました。水は川の流れに逆らえず、時間はあっという間に過ぎた。20歳の節目を迎えて大人になったものの、未だ将来どうするべきかがよく見えていないといった話です。各々で色々と考えることがあるようですね。ただ、彼らの日本語は特段悪いというわけでもなく、むしろ真面目に勉強を積み重ねています。自分に常に厳しく状況を悲観的に見れるので、常に前進できる性格を持っているんだろうと思います。

 「無」と答えた人がいます。文字通りこの1年は何も無かったと言ったんですが、それは勉強面だけではなく、彼氏との進展が無かったという意味でも「無」だそうです。ほとんどの学生が学業についての反省を述べる中、一人だけプライベートなことを言ってたので印象に残ってますね。来年の目標は?と聞くと「有」と答えてました。単純明快。

 これで1年2年の今学期は全部終了。テスト期間に入った学生達は自習で忙しいので、今後はむやみやたらに教室に行けなくなりました。何だか寂しくて心に穴が空いたような感じです…。





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