平成21年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(4)解説

2021年5月25日平成21年度, 日本語教育能力検定試験 解説

(4)カタカナ語特有の音節

 音節とあるので音節を見てみると…

 1 fold • er(2音節) → フォルダ(3音節)
 2 fight(1音節)   → ファイト(2or3音節)
 3 di • gest(2音節) → ダイジェスト(4or5音節)
 4 shirt(1音節)   → シャツ(2音節)
 5 of • fice(2音節) → オフィス(3音節)

 この方法だと答えは絞れません。
 ポイントは外来語です。

 「ファ」や「フォ」や「ジェ」などは一応五十音には含まれますが、和語には無い音です。本来の日本語ではこの音を使いません。主に外国語から借用したものを日本語に言い換えた時にこの音が現れます。

 1 「フォ」が外来語特有の音
 2 「ファ」が外来語特有の音
 3 「ジェ」が外来語特有の音
 4 「シャ」は和語にもあります。写真、校舎など…
 5 「フィ」が外来語特有の音

 したがって答えは4です。

 ちなみに…
 本来の日本語は、促音の後にカ行、サ行、タ行、パ行(無声音)しか来ません。しっかり、一切、買った、河童など…
 ところが外国語から借用したものは促音に有声音が後接することがあります。この例として「ベッド」「シュレッダー」「スモッグ」などがあります。これらも外来語特有の音です。

 参考:日本語の促音素/Q/について





2021年5月25日平成21年度, 日本語教育能力検定試験 解説