【練習問題】(141)内の関係

2021年5月18日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

名詞修飾節内の述語と被修飾名詞の間の格関係について、他と性質の異なるものを、それぞれ1~5の中から一つ選べ。
 
 1 昨日炊いたご飯
 2 先日頼んだ仕事
 3 赤信号で止まった車
 4 プロも認めた味
 5 懐に忍ばせた脇差

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解説

 「名詞修飾節内の述語と被修飾名詞の間の格関係」にびびっていては何も始まりません。
 何か策が無いか… とにかく別の言い方に言い換えてみるのをお勧めします。
 この問題だけに言えることではなく、言い換えてみると何か手掛かりがつかめたりするんです。

 1 昨日ご飯炊いた  (ヲが増えた)
 2 先日仕事頼んだ  (ヲが増えた)
 3 車赤信号で止まった(ガが増えた)
 4 プロも味認めた  (ヲが増えた)
 5 懐に脇差忍ばせた (ヲが増えた)

 各選択肢には名詞修飾節が含まれるので、このような言い換えが可能になります。(内の関係)
 言い換え前と言い換え後を比較してみると、ヲ格が増えたりガ格が増えたりしています。
 ヲ格が増えているのは、名詞修飾節内の述語と被修飾名詞の間にヲ格の関係があるということ。

名詞修飾節 名詞修飾節内の述語 被修飾名詞 2つの関係
昨日炊いた 炊いた ご飯 ご飯炊いた
先日頼んだ 頼んだ 仕事 仕事頼んだ
赤信号で止まった 止まった 止まった
プロも認めた 認めた 認めた
懐に忍ばせた 忍ばせた 脇差 脇差忍ばせた

 選択肢3だけガ格の内の関係、それ以外はヲ格の内の関係です。
 したがって答えは3です。

 





2021年5月18日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題