【練習問題】(123)複文

2021年5月18日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

「複文」の説明として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 名詞修飾節が含まれるものが「複文」である。
 2 複数の述語から構成されているものが「複文」である。
 3 複数の主節から構成されているものが「複文」である。
 4 述語に対する補語を複数持つものが「複文」である。

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解説

 「述語を2つ以上持つ文」が複文の定義です。

 選択肢1
 「母が昨日買ったプリンを食べた」も「雨が降らなかったら行こう」も複文です。
 前者は名詞修飾節「母が昨日買った」が、後者は条件節「雨が降らなかったら」が含まれています。
 名詞修飾節があるのが複文というわけではなく、従属節があるのが複文です。

 選択肢2
 これが答え。

 選択肢3
 複文は1つの主節と1つ以上の従属節から構成されます。複数の主節は存在しません。

 選択肢4
 「ご飯を箸で食べる」の述語は「食べる」、補語は「ご飯」と「箸」です。補語は格助詞を伴って述語に対する意味関係を表します。
 例えば、述語「食べる」に対して「ご飯」は対象、「箸」は道具であることを表すため、ヲ格とデ格がそれぞれについているということです。
 「ご飯を箸で食べる」は複数の補語がありますが、複文ではありません。

 したがって答えは2です。





2021年5月18日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題