【練習問題】(24)日本語のモーラ

2021年4月30日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

日本語のモーラに関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 いずれの仮名も1文字で1モーラを形成する。
 2 モーラ数と音節数は常に不一致である。
 3 日本語と同じく、中国語もモーラリズム言語である。
 4 各モーラは時間的にほぼ等間隔に現れる。

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解説

 モーラ(拍)とは、日本語のリズムを支える、一定の時間的長さを持った音の単位のことです。
 「古池や蛙飛び込む水の音」を指折り数えたとき17音(17モーラ)になります。

 選択肢1
 「あいうえお」や長音、促音、撥音などは仮名一文字で1モーラですが、「しゃ」などの拗音は仮名2文字で1拍です。この選択肢は間違い。

 選択肢2
 「日本語」は「に/ほ/ん/ご」の4モーラですが、音節区切りだと「に/ほん/ご」の3音節です。
 しかし「キツツキ」は「き/つ/つ/き」の4モーラ、音節も「き/つ/つ/き」の4音節です。
 モーラ数と音節数は一致することもありますが、一致しないこともありますので間違い。

 選択肢3
 日本語はモーラリズム言語ですが、中国語は音節リズム言語です。

 選択肢4
 正しいです。各モーラは時間的にほぼ等間隔に現れる性質があります。
 この性質を等時性と呼びます。

 したがって答えは4です。





2021年4月30日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題