【練習問題】(20)五段活用の不規則な動詞
五段活用の動詞に関して、原則的な活用の仕方に従わない語として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
1 なる
2 ある
3 承る
4 事故る
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解説
動詞の活用とあるので、色々な活用をさせてみるといいです。ここではナイ形で試してみるのが正解。
選択肢1
「なる」のナイ形は「ならない」、五段動詞です。
五段動詞のナイ形は「動詞語幹+anai」で作ります。「ならない(nar-anai)」はこの原則に従った活用です。
選択肢2
「ある」は実は五段動詞です。
五段動詞のナイ形は「動詞語幹+anai」で作るので、だとすれば「あらない(ar-anai)」になるはずですが、このような言い方は存在しません。「ある」のナイ形は「ない」です。
これが原則的な活用の仕方に従わない例外です。
選択肢3
「承る」のナイ形は「承らない」。「-anai」がありますので原則に従った活用です。
選択肢4
体言「事故」に接尾辞「る」をつけて五段動詞としたものが「事故る」です。
ナイ形にすると「事故らない」と「-anai」が出てくるので、原則に従った活用です。
したがって答えは2です。
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