【練習問題】(18)特殊拍

2021年4月29日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

「特殊拍」に関する記述として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 いずれの特殊拍も基本的に高いアクセントで発音される。
 2 いずれの特殊拍も語中・語末に現れる。
 3 いずれの特殊拍も自由変異の関係にある異音である。
 4 いずれの特殊拍も仮名1文字で1拍を形成しない。

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解説

 特殊拍とは、長音(ー)、促音(っ)、撥音(ん)のことです。

 選択肢1
 「ケーキ」の「ー」は低く、「動機(どーき)」の「ー」は高いアクセントです。
 「スリッパ」の「っ」は低く、「河童(かっぱ)」の「っ」は高いアクセントです。
 「進歩(しんぽ)」の「ん」は低く、「散歩(さんぽ)」の「ん」は高いアクセントです。
 低いアクセントも高いアクセントもありますので、この選択肢は間違い。

 選択肢2
 「ケーキ」は語中に、「スキー」は語末に現れています。
 「スリッパ」は語中に、「やばっ」は語末に現れています。
 「進歩」は語中に、「やかん」は語末に現れています。
 「ー〇〇」「っ〇〇」「ん〇〇」のような言葉は存在しないように、特殊拍は通常語頭に現れません。

 選択肢3
 長音は先行音によって音が変化する条件異音。
 促音は後続音によって音が変化する条件異音。
 撥音は後続音によって音が変化する条件異音。
 全て条件異音です。

 選択肢4
 「ー」「っ」「ん」はいずれも1文字で1拍です。
 俳句で読み上げられるときに1拍としてカウントされます。

 したがって答えは2です。





2021年4月29日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題