【N3文法】~とは
用法① 定義
接続
名詞+とは
名詞+というのは
名詞+というものは
意味
所谓的…就是(即)…
解説
名詞に接続して、それがどのようなものであるかを説明します。
口語形は「~というのは」「~というものは」です。
例文
(1) 独身者とは、妻を見つけないことに成功した男である。
(单身就是不找老婆的成功男人。)
(2) 奇数とは、2で割り切れない整数のこと。
(奇数是不能被2整除的整数。)
(3) 自由とは勝ち取るものであって、与えられるものではない。
(自由是你赢得的东西,而不是你被给予的东西。)
(4) 幸せとは何でしょうか。
(什么是幸福?)
(5) 決断とは、一種の賭けである。
(6) 酒池肉林とは、非常に贅沢な酒宴のこと。
(7) 人間の欲望とは際限のないものだ。
(8) 才能とは、自分を信じることだ。
用法② 引用
接続
動詞普通形+とは
イ形容詞普通形+とは
ナ形容詞普通形+とは
名詞普通形+とは
意味
…就是…
解説
相手や他者の発言、情報を引用します。後件ではその内容に対する何らかの判断や評価を行います。
驚きや怒り、疑問などの感情が含まれることが多いです。
口語形は「~というのは」「~というものは」です。
例文
(9) 「ごめんなさい」とは、何に対しての「ごめんなさい」だ?
(“对不起”,为什么对不起?)
(10) 中止になったとは、いったいどういうことですか?
(被取消,到底是什么情况?)
(11) 「この車から血痕は見つかりませんでした」「見つからないということは、つまり犯行に使われたのはこの車ではないということだ」
(“在这辆车上没有发现血迹。” “没有发现意味着用于作案的并不是这辆车。”)
(12) 突然休職するとは、彼に何かあったんだろうか。
(他突然停职是怎么回事?)
(13) 11時に寝るとは、少し早すぎませんか?
(14) 3日も大きいほうが出ていないとは、薬でも飲んだ方がいいんじゃないですか。
(15) 台風が来ているとは、今初めて聞きました。
(16) 新しい彼氏ができたとは、もう少し詳しく聞かせて。
用法③ 驚き・意外・あきれ
接続
動詞普通形+とは
イ形容詞普通形+とは
ナ形容詞普通形+とは
名詞普通形+とは
意味
居然…/竟然…
解説
話者の驚きの感情を表します。後件には驚きから繋がる何らかの感情が述べられますが省略可能です。
この用法のときは「~なんて」「~など」に言い換えられます。
例文
(17) あの若さ、50歳を超えているとは信じられない。
(长得那么年轻,我无法相信他已经50多岁了。)
(18) こんな短期間で結果が出るとは。
(这么短的时间,竟然就能出结果。)
(19) 年上にタメ口とは、失礼だと思わないか?
(你不觉得对长辈不使用敬语很不礼貌吗?)
(20) まさか落とした財布が戻ってくるとは。
(真没想到丢了的钱包还能找回来。)
(21) あんな天気で海で遊ぶとは…
(22) 彼がこんなにも優しいとは。
(23) 痴漢されても物怖じしないとは、恐ろしい人だ。
(24) そこに気がつくとは、君才能あるね。
備考
関連文法:【N3文法】~など/なんか/なんて
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