令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(13)解説

(13)身体部位を含んだ表現の意味

 作問の着眼点が今までにない新しい感じ… この問題大好きです。

 この問題は慣用句について聞いてます。
 「目がない」という言葉は文字通り目が無いのではなくて、我を忘れるほどそのものが好きなことを表す表現です。隠喩かな? このように元々の語の意味を失って全く異なる意味を持つようになった2語以上の表現を慣用句と言います。

 1 「腹を割って」 → 隠さないで、全てをさらけ出して
 2 「口を挟む」 → 他人の話に割り込んで
 3 「足を洗って」 → 足を洗って
 4 「手を出して」 → 関わって
 5 「耳を貸そうとしない」 → 話を聞かない、相談に乗ろうとしない

 「足を洗って真面目に仕事をしてる」だったら悪事や悪い仕事をやめることを表す慣用句なんですけど、選択肢4は元々の語が持つ意味で使ってるので慣用句ではありません。
 したがって答えは3です。

 





令和2年度, 日本語教育能力検定試験 解説