【練習問題】日本語の揺れ、乱れ

2021年4月12日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

【 】内に示した観点から見て、他と性質の異なるものを、それぞれ1~5の中から一つ選べ。
 
【日本語の揺れ、乱れ】
 1 書けれる
 2 食べれる
 3 話せれる
 4 分かれる
 5 置けれる

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 

解説

 1 れ足す言葉 「書く→書ける→書けれる」
 2 ら抜き言葉 「食べる→食べられる→食べれる」
 3 れ足す言葉 「話す→話せる→話せれる」
 4 他動詞「分ける」に対応する自動詞「分かれる」
 5 れ足す言葉 「置く→置ける→置けれる」

 答えは4です。4以外はいわゆる日本語の揺れ、日本語の乱れと呼ばれるものです。れ足す言葉、ら抜き言葉のほかに、さ入れ言葉もあります。

 ちなみに「分かれる」はれ足す言葉ではありません!

 五段動詞の可能形に不要な「れ」を加えた表現をれ足す言葉と呼びます。例えば、「書く→書ける→かけれる」「消す→消せる→けせれる」など。
 しかし五段動詞「分かる」は原型で可能の意味を表すことができ、可能形「分かれる」がありません。可能形がないということは、そのあとのれ足す言葉もないということ。

 〇このページの内容、分かりますか? (可能)
 ✕このページの内容、分かることができますか?
 ✕このページの内容、分かれますか?

 もし「分かる」をレ足す言葉にするなら、「分かる→分かれる→分かれれる」です。

 





2021年4月12日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題