【練習問題】意味拡張

2021年4月12日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題

「人生は終わりの見えない旅である。」に用いられている意味拡張と同じタイプのものが含まれる例として最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。
 
 1 心も体も、充電完了。
 2 あそこの青いTシャツが彼?
 3 壁の色がうるさくて落ち着かない。
 4 朝起きたら白いものが降り積もっていた。

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解説

シミリー
直喩
「~みたいな」「~のような」「~の如く」等を使って直接別のものに喩える比喩の一種。 わたあめみたいな雲が浮かんでいる
メタファー
隠喩
物事のある側面から連想した類似性に基づく具体的なイメージを用いて、抽象的な物事を表す比喩の一種。 頭が真っ白になる
メトニミー
換喩
様々な概念の隣接性に基づいて物事を表す比喩の一種。換喩には入れ物で中身を示すものや、結果で原因を表すものなどの様々なパターンがある。 パトカーに捕まった
シネクドキー
提喩
上位概念を下位概念で、また下位概念を上位概念で言い換える比喩の一種。 花見に行く

 「人生は終わりの見えない旅である。」は人生と旅の類似性に基づくメタファー(隠喩)

 1 機械のエネルギーと人のエネルギーの類似性に基づくメタファー(隠喩)
 2 「青いTシャツ」という特徴的な属性で人を表すメトニミー(換喩)
 3 視覚と聴覚の共感覚表現(共感覚法)
 4 上位語「白いもの」で下位語「雪」を指すシネクドキー(提喩)

 答えは1です。

 参考:日本語の修辞法について





2021年4月12日日本語教育能力検定試験 解説, 練習問題