平成22年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(5)解説
(5)名詞的用法
形容詞の連用形が並んでます。名詞的に使えるかどうか見ていきます。
1 遠くで花火があがってる。
2 低く…
3 多くの人が頭を抱えている。
4 これは古くからある話だ。
5 朝早くから営業している。
1はデ格、3はノ格、4、5はカラ格があります。格助詞の前は必ず名詞なので、「遠く」「多く」「古く」「早く」は名詞として使われています。
1は「遠くの場所」、3は「たくさん」、4は「古い時代」、5は「早い時間」などに言い換えられるところから見てもやっぱり名詞です。
選択肢2の「低く」だけどうしても名詞として使えなさそう。
したがって答えは2です。
それと、調べたらこんなのがありました!
参考:「日本語の形容詞 連用形の名詞的用法について」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません