【N3文法】~など/なんか/なんて

説明

接続

 動詞普通形+など/なんて
 イ形容詞普通形+など/なんて
 ナ形容詞普通形+など/なんて
 名詞+など/なんて
 

意味

 ①…等/…之类的/…什么的
 ②…之类的/…什么的
 ③竟然…
 

解説

 3つの意味があります。

 ①列挙
 ある類似した物事の中から最も代表的なものを挙げる表現です。挙げられた物事以外の存在も暗示します。

 ②軽蔑・軽視・謙遜
 他人や対象に対する軽蔑を表します。自分に対して用いると謙遜の意味合いになります。
 この用法の時は、以下のような文型を取ります。

名詞+など/なんか/なんて(+助詞)
名詞(+助詞)+など/なんか/なんて
名詞+なんて+名詞

 ③驚き・意外
 話者の驚きの感情を表します。
 「~だなんて」「動ます形+など/なんて」の文型がよく現れます。この意味の時は「など」「なんて」が使われ、「なんか」は使いにくいです。
 また、この意味のときは「~とは」に言い換えられます。

 
 「等(など)」の口語形が「なんか」「なんて」です。
 

例文

 (1) ギターやベースなどの楽器収集が趣味です。
 (2) 大雨になる所もありますので、土砂災害などに気をつけてください。
 (3) 飲み会やカラオケなんかの大人数が参加するような集まりは好きじゃない。
 (4) 週末には掃除なんかするつもりだ。
 (5) 「好きだよ」なんて言われて抱きしめられたい。
 (6) 風邪など引かぬようにお身体大切になさってください。
 (7) うちの会社は年末なんかは特に忙しくなる。
 (8) 16日7時20分頃、愛知県などで最大震度3を観測する地震がありました。

 (9) あいつになんかに負けてたまるか。
 (10) 難しすぎて、私なんかにできません。
 (11) 運命なんて自分の力で変えていけばいいだろう。
 (12) お前癌なんかに負けるなよ。
 (13) 私は差別などしていませんよ。
 (14) お前とはもう約束なんかしない。どうせ守らないだろ。
 (15) 田中なんて人、俺は知らない。
 (16) 自分より辛い思いをしている人なんて世の中にたくさんいる。
 (17) 止まない雨などない。
     (没有不停的雨。(坏事不会持续。))

 (18) 彼が合格したなんて信じられない。
 (19) こんなことになるなんて予想外です。
 (20) まさか彼が合格するなど、誰が予想できただろうか。
 (21) 可愛いだなんて言ってくれて、嬉しいです。
 (22) 20代という若さで脳出血だなんて、無事に回復することを祈っています。

 

備考

「など/なんか/なんて」シリーズ 意味
【N3文法】~など/なんか/なんて ①列挙
②軽蔑・軽視・謙遜
③驚き・意外
【N2文法】~など~ものか/~なんか~ものか/~なんて~ものか 強い否定、軽蔑・軽視・謙遜の感情

 





2020年6月23日N3文法, 日本語の文法