中国にとっての鬼という存在

中国での生活

 「鬼」 この漢字を見ると、顔が赤とか青で角の生えた日本の鬼を想像しますが、中国語でこれは幽霊の事を意味します。

 昨日学生との会話でホラー映画に関する話をしました。日本やアメリカ、韓国のホラー映画をよく見るらしく、その怖さについて熱弁していましたが、一方で中国のホラー映画には一つ苦言を呈していました。

 「中国のホラー映画には絶対鬼がいないから怖くない。」

 理由を聞くと、政府が鬼(幽霊)の存在を認めていないので、もし映画にしようものなら規制対象になるとのこと。映画だけではなく、あらゆるメディアで禁止されている存在のようです。しかしホラー映画自体は存在します。鬼(幽霊)がいないホラー映画では何が活躍するかというと、人です。終始人が人を殺して、ホラー仕立てにする。何だか不思議な規制ですよね。中国のホラー映画は一体どんなものか、機会があれば見てみたいですね。

 他にも以前はワンピースも規制の対象になっていました。暴力表現があったからとの理由ですが、今は規制解除されています。最近では進撃の巨人、東京喰種などもダメ。いずれも残虐な表現があるからだと思います。DEATH NOTEは直接暴力等で人を殺さないのにもかかわらず規制対象。リュークが鬼に該当するからダメなんでしょうかね? 謎は深まります。





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