【N3文法】~とか~とか

説明

接続

 名詞+とか(+名詞+とか)
 動辞形+とか(+動辞形+とか)
 

意味

 …或…
 …啦,…啦
 

解説

 用法は2つあります。

 ①列挙
 同種のものを2つ挙げる列挙を表します。必ずしも2つ挙げる必要はなく、1つだけでも良いです。

 ②はっきりしない状態、行動
 完全に相反する2つの状態や動作に接続し、その2つのうち、どちらになるのかはっきりしないことを表します。例文(7)(8)。

 「とか」は主に口語で用いられます。
 

例文

 (1) 皮肉とか嫌味とか、そういうつもりで言ったんじゃないです。
     (我不是抱着讽刺或者挖苦的意思说的。)
 (2) 休みの日に遊ぶ友達とかいない。
     (我没有休息日一起玩的朋友。)
 (3) 将来は漫画家とか作家とかになりたい。
     (我将来想成为漫画家或者作家。)
 (4) 新生活が始まるし、家具とか買わないといけない。
     (新生活开始了,必须买家具什么的。)
 (5) すぐ自慢する奴とか嫌い。
     (讨厌马上就自夸的家伙。)
 (6) 男とかとか、そういう考えにとらわれず色んな服着たい。
     (不管是男是女,我都想穿各种各样的衣服。)
 (7) やりたいとか、やっぱりやりたくないとか、彼女は本当にわがままだ。
     (想做还是不想做,她真的很任性。)
 (8) 恋人と結婚するとかしないとか、彼女は会う度に言うことが変わる。
     (和恋人结婚还是不结婚,她每次见面的时候说的话都不一样。)

 

備考

「とか」シリーズ 意味
【N3文法】~とか~とか 列挙/はっきりしない状態
【N3文法】~とか/とかいう/とかいう話だ 曖昧な伝聞
【N2文法】~とかで 人づてに聞いた理由

 




2021年4月7日N3文法, 日本語の文法