【N2文法】~げ

説明

接続

 動ます形+げ
 い形容詞語幹+げ
 な形容詞語幹+げ

 ~げな+名詞
 ~げに+動詞
 

意味

 看上去…
 

解説

 外から見た表面的様子から、対象の感情、感覚、性格、属性など推測・予想するという意味を持っています。断定を避ける婉曲表現なので、話者の主張を和らげる働きがあります。「~らしい」「~のようだ」等と同じような意味です。

 「~げ」は動詞、イ形容詞、ナ形容詞について、それらをナ形容詞化する接尾辞です。
 接続できる語は少なく生産性は低い上、ほとんどの語は慣用的に用いられていますが、若者の間では以前よりも頻繁に使われるようになってきており、これまでなかった新たな語が作られることが多くなっています。

~げ 気配や雰囲気から感じられる。主体の主観的な印象による感じを表現する。
助動詞「~そう」 主体が直接知覚できない感情・感覚・属性を予想する。感情・感覚・属性は、様子や文脈から想定されるものでなければならない。

 イ形容詞、ナ形容詞を名詞化するものに「【N3文法】~さ」があります。
 「彼女は可愛さがない」と「彼女は可愛げがない」では、後者が正しいです。「~さ」は客観的な程度の大小を表すだけで、話者の主観的な意見が含まれる場合に「~さ」は使えません。

 

例文

 (1) 彼女はなんだか悲しな様子だ。
     (她好像很悲伤的样子。)
 (2) 彼女は急に黙って何か言いたにこっちを見てきた。
     (她突然沉默着,好像想说什么似的看着我。)
 (3) 彼は寂しに遠くを見ている。
     (他很寂寞地看着远方。)
 (4) あの頃は可愛があったのに、今はもう…。
     (那个时候很可爱,但是现在已经…)
 (5) 意味ありな言葉を残して彼は立ち去って行った。
     (他留下意味深长的话就走了。)
 (6) 彼は自信ありに頷いた。
     (他自信地点头。)
 (7) 外で子供たちが楽しに走り回っている。
     (孩子们在外面开心地跑来跑去。)
 (8) 怪しな雰囲気の男が歩いている。
     (气氛怪异的男人走在路上。)

 

備考

 関連文法「【N3文法】~さ

 





2020年4月25日N2文法, 日本語の文法