【N3文法】~あまり/~あまりに/~のあまり/~のあまりに

説明

接続

 名詞+のあまり(に)
 動詞+あまり(に)
 (ナ形容詞語幹+なあまり)
 

意味

 过度…
 过于…
 太…
 由于过度…而…
 

解説

 感情、感覚、状態を表す名詞や動詞に接続し、その程度が極端にひどいことを表します。
 後件では、前件の程度がひどいために生じた良くない結果が述べられます。
 

例文

 (1) 激務のあまり、疲れて仕事が捗らない。
     (职务太过繁重,累得工作进展不下去了。)
 (2) 高さのあまり足がすくむ。
     (站的地方太高了吓得我两腿发抖。)
 (3) 美しさのあまり、彼女ばかりに目が行ってしまう。
     (她太漂亮了,我忍不住一直看她。)
 (4) 痛みのあまり気を失ってしまった。
     (疼得昏过去了。)
 (5) このゲームは戦略性を追求するあまり、操作が複雑になっている。
     (这个游戏过于追求战略性,操作变得复杂。)
 (6) 恐怖のあまり冷静に物事を考えられなくなっている。
     (太过恐怖,无法冷静地思考事物。)
 (7) 眩しさのあまり彼女を直視できない。
     (太过耀眼,无法直视她。)
 (8) 動揺のあまり手が震える。
     (过于不安手在抖。)

 

備考

「あまり」シリーズ 意味
【N3文法】あまり~ない/あんまり~ない 程度・頻度はそれほど高くない
【N3文法】あまりに~/あまりにも~/あんまりにも~ 程度・頻度が高すぎる
【N3文法】あまりの~に/あまりの~で 理由・原因(必然的な結果)
【N3文法】あまり~と/あまりに~と/あまりにも~と/あんまり~と/あんまりにも~と 原因・理由・条件(必然的な結果)
【N3文法】~あまり/~あまりに/~のあまり/~のあまりに 極端な感情、感覚、状態
【N3文法】~あまり 数がそれより多い
【N3文法】~なんてあんまりだ/~はあんまりだ/~とはあんまりだ/~ってあんまりだ ひどく思っている

 




2021年4月29日N3文法, 日本語の文法