【N1文法】~からある/からする/からの
説明
接続
数量詞+からある
数量詞+からする
数量詞+からの
意味
有…
值…
足有…
竟有…
多达…
高达…
重达…
解説
金額、人数、大きさ、長さ、高さ、重さ、広さ、距離などがおよそその程度であること、あるいはそれ以上であることを表します。「~以上の」とほぼ同じ意味です。
金額の大きさや価値を表す場合は「からする」、人数を表す場合は「からの」、それ以外の数量を表す場合は「からある」を用います。(※例外も多少あり)
似た表現に「数量詞+の」や「数量詞+もの」があります。「もの」は数量の多さを強調します。
①30万からするパソコンを買った。(30万以上)
②30万のパソコンを買った。(30万ちょうど)
③30万ものパソコンを買った。(”30万”という金額の高さを強調)
例文
(1) 200万からする車を買った。
(2) 玉突き事故で20人からの人が怪我を負った。
(3) 500kmからある距離を車で移動するのは疲れる。
(4) 連日の大雨で地盤が緩み、5トンからある岩が山から落ちてきた。
(5) ここの原住民は10mからある樹の上で生活している。
(6) この辺りは立地条件が良いので、最も安いものでも家賃は10万円からする。
備考
似ている文型に「【N3文法】~からなる/からできている」があります。こちらは量を表すのではなく、その構成材料を表すものです。