学生にたくさん失敗してもらうような教案を試してます

日本語教師のお仕事

 毎年この時期に日本のある大学に2週間の短期留学をするというプログラムがあります。今年も3人が行き、今週初めに帰って来ました。昨日一昨日夜学生と会話していたとき、3人のうちの2人が私のところにやってきて日本についての感想を教えてくれました。最初に言った言葉は「先生、日本は良いところですね。トイレがとても綺麗で好きです」でした。以前行った学生も同じようなことを言ってましたね。やっぱり目に付くのはトイレなんでしょうか。そうやって言ってくれるのは嬉しいことですし、これをきっかけに日本語に対する勉強の意欲が湧いてくれればと思います。

 もうこの大学での生活も5年目で教案もほとんど使い回しですが、今週は初めての内容の授業をしました。「学生に怖い話をしてもらう」という試みです。相手を怖がらせるためには抑揚をつけたり、言葉の強弱、BGMなどの雰囲気作り、そしてできるだけ噛まないようにはっきりを話す能力が必要になります。これは結構高度です。

 結果から言うと2年生前期の学生にとっては難しかったですね。メモを読み上げる方法では怖さは生まれにくいですし、なにより雰囲気作りができていませんでした。でも元々失敗してもらおうと思ってこの教案を考えたので、私としては大成功だったと思います。何かダメだったのか自分たちがよく分かったはずですので、きっと今後に繋がるはずです。2年前期の授業は今学期一新しました。学生主体の内容を揃えて毎週何かしらの発表を行います。今まで2年生が上手にできたことはほとんどないのですが、それでも良いと思うようになりました。”学生の失敗が授業の成功”という私の当初のスタンスを一貫できているからです。

 来週以降は劇や短編ドラマなど学期末に相応しい内容が揃い踏みで楽しみです。





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