「~には当たらない」と「~には及ばない」と「~までもない」の違い
~までもない
「わざわざ~する必要はない」
重要なポイントは「わざわざ」
~には及ばない
「(相手の気持ちに対して)わざわざ~する必要はない」
相手の心配や配慮、お礼などの行為や気持ちに対して、そんなことしなくてもいいですよという気持ちを柔らかく伝える表現。
~にはあたらない
「(一般的なことだから)~する必要はない」
重要なポイントは「一般的なこと」。
「あれは見るにあたらない映画だ」のとき、ごく普通の映画なので見る必要はないといった批判的な意味になる。「見る」「聞く」などの時は「~に値しない」と言い換えてもいい。
区別
相手の気持ちがあるときは「~には及ばない」を使い、ごく一般的なことには「~にはあたらない」を使う。