令和元年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(9)解説
(9)指定文と措定文
指定文と措定文は名前が似ていてまぎらわしいのでしっかり覚えましょう!
指定文は、「私の傘はそれです」を「それは私の傘です」と言い換えることができるような文のことです。つまり「AはB」のとき、「BはA」が成り立ちます。
措定文は、「猫は可愛い動物です」のような文のことで、「可愛い動物は猫です」と言い換えることができません。「AはB」のとき、「BはA」が成り立ちません。
1 ✕男の人は私の先生だ。(措定文)
2 ✕医者は山田さんだ。(措定文)
3 ✕冷淡はあの人だ。(措定文)
4 ✕有能は議長だ。(措定文)
5 ◯あの人は院長だ。(指定文)
選択肢5だけが指定文です。
したがって答えは5です。
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