【N1文法】~た弾みに/弾みで/た拍子に/拍子で

説明

接続

 動た形+弾みに
 動た形+拍子に
 

意味

 刚一…就…
 

解説

 前項が引き金となって(きっかけとなって)、後項の事態が偶発的に発生することを表します。この文型における「弾み」と「拍子」は、瞬間的な勢いやきっかけを意味します。
 通常は人が不注意で、あるいはうっかりして起きた現象を述べるときに用います。

 「その弾みに」「その拍子に」「何かの拍子に」などの言い方もあります。
 

例文


四ツ谷カオル 様)

 (1) 寝起きによろけた拍子に、足首をひねって痛めた。
     (刚一睡醒,脚腕就扭疼了。)
 (2) 倒れた弾みに持っていたものをぶちまけてしまった。
     (倒下的瞬间,拿着的东西全都倒下了。)
 (3) 昔のことを、ふとした拍子に思い出す。
     (不经意间想起了往事。)
 (4) 転んだ弾みで、頭をぶつけた。
     (刚一摔倒,就把头撞上了。)
 (5) こんな人通りの多いところで駆け回っていると、何かの拍子で大惨事になりかねない。
     (在这么多人通行的地方跑来跑去的话,可能会发生什么大悲剧。)

 

備考

 特になし




2021年4月7日N1文法, 日本語の文法