財布を紛失… ところが!!

中国での生活

 今日はいろいろ反省しなければいけない日です。学生が私と食事をしたいということで、お昼に铁锅焖面を食べに行きました。いつも通り支度をして、店に到着し、席に着いた後のこと。最初は携帯や財布をテーブルの上に置いていたのですが、座席がソファーだったので、つい私の癖で携帯と財布をソファーに置いたのです。料理が運ばれてくると食事の邪魔になるという理由です。

 食事が終わって帰りましょうという時、学生は私に「先生、忘れ物はありますか?」と聞きました。この時ちゃんと確認しなかったのが一番の後悔です。恐らく財布はそのままソファーの上に置かれたままで、私は授業へ向かいました。その後、知らない人から着信があったのですが、いたずら電話だろうと思いスルー。その後すぐSMSが飛んできたのですが、これも授業中だったのでスルー。

 ようやく気付いたのは、授業の中間の休憩時間。SMSの内容を見ると「钱包是不是丢了?」と書いてあり、急きょ学生に頼んで折り返しの電話をしてもらいました。この店の人は本当に良い人で、財布を確かに預かってくれているようでした。授業が終わり、すぐ店へ行きました。財布は無事私の元に戻り、本当に言葉で表せないくらいの感謝でいっぱいです。

 色々な偶然が重なりました。まず、時間も1時ごろだったので他のお客さんが店内にいなかったこと。そして財布の中に私の名刺があり、個人情報や連絡先の全てが書かれていたこと。なにより、あの店長の良心が一番大きいです。

 実は以前からこの店によく訪れていました。店長と直接会話をしたことはなかったのですが、店内で日本語が使われるのを見て、知らず知らずのうちに私の顔を覚えていたとしても不思議ではありません。もし初めて行ったお店だったとしたら、まさかのまさかがあったかもしれません。財布を受け取る際、私は「日本的方式」と言って財布の中からいくらかお金を差し出しました。すると彼は拒否して「また来てくれたらいい」と一言。本当にどこまでカッコいいんでしょうか、この店長さんは…。

 何はともあれ良かったです。この店には恩がありますし、料理も絶品。安心できますね。皆さんも財布には注意してください。中国では基本的に返ってこないのが一般的ですから。





中国での生活