【第13課】数量詞
1年生の会話、13回目です。今回は助数詞を勉強します。
助数詞は中国語では「量词」と言われ、数字の後ろについてそれがどんな種類のものかを示す接尾語です。
たとえば「本」であれば、木やペンなど細長い物に使います。
この課では「~つ」「~個」「~回」をメインに授業をします。
なお教科書に書かれている「十」は「とお」と呼ぶことがありますが、一般の会話ではあまり使われませんので、10以降は10個、11個… と~個として統一しています。
まずは復習。前回は「(どこ)に(何)があります。」を勉強しましたので、これを復習するために授業開始すぐ外へ行きました。
一人をいろんな場所に立たせ、彼はどこにいますか? 「木の下にいます。」などです。
車、自転車、寮の下などいろんなところを試します。
携帯も任意の場所に置いてみます。携帯は物なので「あります」を使います。
この両者の違いを再び確認しましょう。
10分~15分程度でまた教室へ戻ってきました。
ここから今回の内容。
文法➀「~が(数量)あります/います。」
前回の内容に加えて数量を言う文です。
・教室に机はいくつありますか?
・教室に何人いますか?
・世界の人口、中国の人口、日本の人口など
ここでは主に「1つ、2つ、3つ…9つ」の言い方を学びます。
これらはそれぞれ特別なので、一つひとつ確認しながら話させましょう。
そのために用意したのが、「箱はいくつ?」です。
このような画像を15枚くらい用意しました。
スクリーンに映して学生に見せ、「箱はいくつありますか?」と聞きます。
1つから9つまで全部用意していますし、それ以上の個数の写真もあります。
ちょっと数学チックに個数の言い方を勉強できます。
結構盛り上がるのでおすすめです!
続いて文法➁「(時間/お金)かかります。」
「かかる」は時間やお金の消費を表す動詞です。
会話では「です」に言い換えられますが、本来の言い方を学んでおきましょう。
・この学校は1年でいくらかかりますか?
・高校は? 中学校は? 小学校は?
・昨日の晩ご飯は何食べましたか? いくらかかりましたか?
・ここから家まで何時間かかりますか? いくらかかりますか?
すべて「かかります」「かかりました」を使わせて答えてもらいます。
最後、文法➂「(時間)に(回数)」
ここでは「1日に3回」のような言い方を学びます。
まずは分かりやすく1週間の曜日を黒板に書きます。
月曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ 〇
火曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ 〇
水曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ 〇
木曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ 〇
金曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ 〇
土曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ 〇
日曜日は授業がありますか? ⇒ あります ⇒ ✕
(結果)授業は1週間に6回あります。
そのほか
・1日に3回ご飯を食べます。
・私はバスケが趣味です。1週間に3回します。
・家族にどのくらい電話しますか?
・(恋人いる人に)1週間に何回会いますか?
などなど…
これが終わりましたら今回も発表してもらいます。
テーマは「家族紹介」。
せっかく数量といますを勉強したので、「私の家族は〇人います/です。」
そして年齢、身長、趣味なんでもいいですね。趣味ならば「週何回します。」なども使えたりします。
10分ほど準備してもらった挙句、時間がなくて発表は行えませんでした。
よって次回授業の冒頭に発表することとします。
もうちょっとボリュームを減らしてもいいかな…
しかしながら感触は良かったです。
以上、13回目の授業でした!
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