平成23年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(4)解説
(4)を
格助詞「が」は2つの用法があります。
述語の動作主/主語 | 彼が山田です。判定の結果、赤が勝ちました。 |
---|---|
述語の対象 | 私はロックが好きです。目の前が真っ暗になった。 |
中国の大学で日本語教師をしています。日本語教育能力検定試験の解説、対策講座、中国での生活や授業、日本語の文法の説明をしています。
(4)を
格助詞「が」は2つの用法があります。
述語の動作主/主語 | 彼が山田です。判定の結果、赤が勝ちました。 |
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述語の対象 | 私はロックが好きです。目の前が真っ暗になった。 |
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
ガ格に置き換えて考えたときに、
(1)は、動作主が何をできるのかを示す対象格、
(2)は、動作主が何を必要とするのかを示す対象格、
(4)は、動作主が何を好むのかを示す対象格
であるのに対し、
(3)だけは、動作主が何かを「なくす」のではなく痛みそのものがなくなる/消えるため、ガ格は主体を意味しているのではないでしょうか。
>じゅりさん
確認いたしました。じゅりさんのおっしゃる内容で間違いないように感じています!
ご協力ありがとうございました。解説を修正しておきます。
古い過去問は解説が手に入りにくく、このサイトの情報は非常に貴重です。いつも一方的に情報をいただくばかりでしたから、微力ながらお役に立てて何よりです。