平成23年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(14)解説

(14)「の」の用法

 格助詞「の」は2つの意味があります。名詞と名詞の関係性を表す用法のうち、「友人の高橋さん」のような上位語と下位語の関係を表すものの「の」は「である」に置き換えることができます。(友人である高橋さん)

所有 私のパソコン/彼の靴
所属 東京の物価/A会社の田中さん
性質 茶色の猫/勝利のダンス
上位語と下位語 友人の高橋さん/生命の源の海

 1 〇出身地である大阪 (上位語と下位語)
 2 〇同級生である山下君 (上位語と下位語)
 3 〇首都である東京 (上位語と下位語)
 4 〇妹である桂子 (上位語と下位語)
 5 ✕本社である田中さん (所属)

 選択肢5は所属を表す用法なので、「である」に言い換えられません。
 したがって答えは5です。

 参考:【N2文法】~である~/~の~





2020年9月16日平成23年度, 日本語教育能力検定試験 解説