平成25年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題1(10)解説

(10)「の」の働き

 格助詞「の」には、3つの用法があります。

①名詞と名詞の関係性を表す (部屋の中)
②名詞修飾節の主体(「が」の代用) (彼の寝ている時間)
③名詞修飾節の述語の対象(「が」の代用) (アイスの食べたくなる季節)

 1 名詞と名詞の関係性
 2 名詞と名詞の関係性
 3 名詞と名詞の関係性
 4 名詞と名詞の関係性
 5 名詞修飾節の主語(「が」の代用)

 選択肢5は「客の到着する時間」みたいに名詞修飾節の主体になれます。なので「客が到着する時間」とも言えます。
 したがって答えは5です。

 参考:格助詞「の」の用法




2023年8月26日平成25年度, 日本語教育能力検定試験