平成24年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(4)解説

2021年5月4日平成24年度, 日本語教育能力検定試験 解説

(4)聞けません

 問題文を正しく言うなら「声が聞こえません」です。
 「聞けません」と「聞こえません」、辞書形にすると「聞ける」と「聞こえる」です。この2つを混同しています。
 (「聞ける」は「聞く」の可能形)

 選択肢1
 正しく言うなら「映画が見れます」ですから、「見える」と「見れる」を混同しています。
 (「見れる」は「見る」の可能形)

 選択肢2
 正しく言うなら「あまり小さい字は見えません」ですから、「見られる」と「見える」を混同しています。
 (「見られる」は「見る」の可能形)

 選択肢3
 正しく言うなら「いつも出身を聞きます」ですから、「聞く」と「聞こえる」を混同しています。
 「聞く」と「聞こえる」、どちらも可能形ではありません。
 「聞こえる」は可能の意味はありますが、辞書形で可能の意味を持つ動詞ですから可能形ではありません。

 選択肢4
 正しく言うなら「先生の話を聞けます」ですから、「聞こえる」と「聞ける」を混同しています。
 (「聞ける」は「聞く」の可能形)

 選択肢3以外は、可能形との混同が見られます。
 選択肢3は可能形じゃない。
 したがって答えは3です。

 





2021年5月4日平成24年度, 日本語教育能力検定試験 解説