平成26年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅱ 問題1解説

 聞き取る言葉が長い場合は、任意の場所で2つに分けてその一方だけを聞き取るのをお勧めします。
 例えば問題が「メインテーマ」なら、「メイン」と「テーマ」に分けて、「メイン」だけのアクセントを聞き取ります。この方法なら選択肢を最低でも2つに絞れます。

 

1番 インドなどに

 「インド」は「高高高」のアクセントで発音されています。
 答えはdです。

 

2番 休みの日に

 「休みの日に」は「低高低低高高」のアクセントで発音されています。
 答えはdです。

 

3番 海外旅行

 「海外」は「低高高低」なので、aとbに絞れます。そして「旅行」は「低高高」です
 答えはbです。

 

4番 安全ベルト

 「安全」を「高低低低」と聞き取ってしまうと、答えはdになります。しかし実際の発音は「高高低低」です。このように、特殊拍のアクセントには十分注意する必要があります。そしてベルトは「低高低」です。
 答えはaです。

 

5番 色々な場所に

 「色々」が「低高低高」のアクセントで発音されています。
 答えはcです。

 

6番 南アフリカの

 選択肢の「南」のアクセントが全て同じですので、南を聞くよりも「アフリカ」を聞いたほうが良いです。「アフリカ」は「高低高低」のアクセントで発音されています。
 答えはbです。

 




2022年9月22日平成26年度, 日本語教育能力検定試験