日本の大学生へ宛てた手紙

日本語教師のお仕事

 全ての授業が終わりました。3月に来て、あっという間の今学期。いろいろ考えたのですが、最後はやはり楽しい授業にしたいと思い、今日は手紙を書かせることにしました。

 大学のゼミの先生に連絡を取り協力を依頼。学生に手紙を書かせるので、その返事を先生が担当している学生たちに書かせてほしいという内容です。手紙にはどんな内容を書いたのかについて、私は全く関与しないことを伝えた上で、何でも良いので自由に書いてもらう形式にしました。

 ・日本で最も有名なSNSは何か。
 ・封筒の名前の書き方は?
 ・頭語、結語について
 ・尊敬・謙譲表現は必要か  などなど

 これらは学生から受けた質問のいくつかです。頭語や結語、尊敬・謙譲表現は硬い印象を与え、ましてや同じ大学生を相手にするわけですから、書きたければ書いてもいいと教えました。

 また、封筒には必ず自分の名前を書くことに統一。ところがそこで一つ問題が発生し、教室内は討論会場に一転。これは中国に来たばかりの頃の話ですが、私は中国名を見ただけでは男女の区別が全くできませんでした。今は経験的になんとなく分かりますが、それでも中性的な名前は多く、中国人でも判断できない名前も多くあります。ですから、”一般的な日本人は絶対に分からない”と仮定しておくべきでしょう。これによって、手紙の内容で自らの性別が区別がされるかどうか学生たちは不安になり、その解決策を摸索し出したのです。

 

 折り合いが付いた方法はこれ。封筒の名前の横に、♂♀のマークを書こうというもの。今更手紙の内容を書き換えるわけにもいかず困っていたところ、これは違和感を最小限に抑えた最高の方法だったと思います。こういうことは早めに気づくべきでしたね~。次回の手紙のやり取りでは同じ轍を踏まないようにしましょう。

 帰国して返事を書いてもらうのが今から楽しみです。ゼミの先生の協力に感謝します!





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