日本語教師のお仕事

 来週に行われる书法训练。1年生に対して字の書き方などを教えることとなっています。計8時間、2日間に分けて行われます。
 配布されたスケジュールの名前が「短学期实践」となっているところを見ると、第3学期みたいな位置づけなのかもしれません。

 この授業はただ美文字の練習をさせるだけの授業にすると完全につまらないものになってしまうので、何か工夫が必要だと思ってました。
 今回はコメントしていただいたアイディアと、さらに考え付いた自分のを組み合わせて案をまとめたいと思います。
 ともさん、どうもありがとうございました!

 ①筆跡鑑定
 書いた字から性格を診断したり心理テストのようなことができます。これはpptの準備が必須ですが、やらなくても分かる、きっと盛り上がるやつです。特に恋愛方面に重点を置くのが良いかもしれません。

 ②誰の字クイズ
 学生によって書く字は違いますので成り立つゲーム。こういう遊びは8時間の中で1回くらいは挟みたいところ。
 ただし教壇に呼んで黒板に書かせる過程で誰が書いているか分かってしまうわけですから、そのあたりどうやって隠すかが課題…。
 3人~5人くらいの学生に同時に書いてもらう間、他の学生には突っ伏してもらって分からないようにするとか、現実的にはそういう方法になるかも。

 ③漢字の部首ゲーム
 漢字の部首ゲームは、指定した部首から構成される漢字をたくさん書いたグループが勝ちというゲームです。上のリンクに詳しく載ってます。
 せっかく字にまつわる授業してるんですから、こういうゲームはもってこいでしょう。

 ④漢字の画数ゲーム
 ③と同じく、こちらは指定した画数で書かれる漢字をたくさん書いたグループが勝ちというゲームです。

 ⑤中国語と日本語の漢字の違い
 中国語と日本語の漢字は結構異なります。作文なんか書かせるとわりと中国語の方の漢字を使いがちですので、この実践では日本語の漢字を習得する良い機会になると思います。

 たとえば「马」は「馬」です。これは最も苗字にも使われるもっとも分かりやすい例です。
 しかし中には線一本あるかないかくらいの細かい違いなのもあり、それが「角」など。日本語のはないのですが、中国語のは中の縦線が下まで貫通していたりします。

 このような問題を100問くらい用意して、簡易的なテストなんか行ってもいいかもしれません。もちろん成績には関係なく腕試し的な雰囲気でです。1回見ておくことで今後間違える可能性も減りますからね。

 
 美文字の授業と言いながら、美文字の書き方をあえて教えないということになってしまいそうです。まあそれも悪くありません。
 読めない字ならともかく、わざわざ個性を奪うようなことは私の授業ではしない方針で行くこととします。

 8時間もありますから、適度に休憩を入れつつゲームしながらやっていきたいです。早速今週末备课です!

 教案ができたら今後公開します。

日本語教師のお仕事

 今の2年生には天然な子が一人います。今学期は毎週火曜日夜8時から会話を行ってきたのですが、それも今日が最後。毎回面白い物語を持ってきては話してくれるので、私の中で随分楽しみな1時間となってました。

 そんな彼女、先週と今週の話のテーマは「怖い話」。
 なかなかぶっ飛んだ話でした。

 彼女の話をそのまま紹介します。

 
 あるところに1組のカップルがいました。彼らは北極へ旅行に行きました。しかし北極は白夜です。サングラスは一つしかありません。そのサングラスは女の子がかけました。白夜のせいで男の子は失明してしまい、女の子は救助を呼びました。
 
 ところが救助はいつになっても来ません。数日後、食糧は無くなってしまいました。女の子は男の子を助けるために、食べ物を探しに行きました。女の子はペンギンを捕まえてきて、男の子にペンギンの肉を食べさせました。
 
 その後救助が来て2人は入院することになりました。しかし女の子は助からず死んでしまいました。彼はとても悲しかったです。

 3か月後、男の子は彼女との思い出を振り返るために、再びペンギンの肉を食べました。彼は死にました。

 
 原文ほぼそのままです。
 どこが怖いか分かりました? その2年生が言うには、IQが高いとすぐ分かる怖い話だそうです。

 
 実は彼が食べた肉は彼女の肉だったそうです。彼は失明しているためそれが分からず、ずっとペンギンの肉だと思って食べていました。
 退院した後に再びペンギンの肉を食べてみたら、あの時食べたものと味が違うことに気付いて彼は全てを理解したそうです。つまり、自分は彼女を食べたのだと。
 彼女の死の理由、そしてその衝撃の事実に彼は自殺をしました。

 
 なるほどなーと納得のオチです(?)
 いろいろ突っ込みどころはありますが、最後彼が突然死ぬのが腑に落ちなかっただけに上手く作られた話ですね。

 「白夜のときサングラスがないと失明する」っていうのがすごく気になったんですけど、気持ちよさそうに話を続ける様子を見てスルーしました。
 これって本当なんですか? 彼女いわく太陽光が強いかららしい…。

 成長目覚ましい2年生、来学期も会話楽しみにしています。

日本語教師のお仕事

 遡ること1年前に「实践」という新しい授業が設けられました。学期末に1週間行われます。それが第17週である来週にやることとなっています。
 今日そのスケジュールが決定したようで、私の方に連絡が来ました。

 1年生は书法。書道ではなく、綺麗な字を書く練習みたいなものです。
 これは27日の午前中、28日の午前中、計8時間。

 2年生は配音。これはアニメとかドラマ、映画などの吹き替え、アフレコです。
 26日の午前中、27日の午後、計8時間。

 内容は決まりましたので、あとは私がその内容を決めるだけです。
 さて、困った…。

 アフレコに関しては、映画か何かを見せようと思います。
 8時間しかないのにアフレコ大会みたいなことは絶対できないので、事実上映画鑑賞みたいな形式になるでしょう。教室はクーラー効いてるところが使えるみたいなので、みんなでゆっくりくつろぎながら鑑賞して終わりたいかな。

 あとは1年生の美文字講座。
 これで8時間やるってのは相当なものです。やれないこともないでしょうが、8時間も書き続けるなんてことが可能でしょうか?集中力切れておしまいです。
 書く以外の何か工夫が必要かもしれません。これは来週までに要検討…。

 その実践が終わったら、29日晩に帰国です。
 全てのスケジュールも判明して、もう終わりが見えてきましたね。