2年生前期会話

 2年生前期の教案を今学期一新します。
 そのはじめの一歩として大事な大事なこの第1課です。

 授業冒頭に3つの大事なこと。

 1.今学期放課後の会話のスケジュールについて
 強制はしないので、会話をしたい人だけ私に連絡するようにと伝えました。2年生からは今のところ誰からも連絡が来ていませんので心配です…。

 2.この授業についての説明。
 1年生は簡単な文法と単語を勉強したけど、2年生ではもうちょっと実践的な内容をやります。
 定型文を使うよりも、自分の日本語をもっと大事にして、とりあえず間違ってもいいから伝えられるような能力を養っていきたいと思ってます。

 3.劇の開催
 2週間後に1年生で劇をやりま。その場ですぐ4人~5人のグループに分けました。
 テーマは何でもいいので、自分たちで決めること。
 内容は全部日本語で、時間は10分~15分程度。
 もう一人別の先生と先輩を呼んで、発表会を開きます。

 準備期間を3週間にしようと思ったんですが、時間が長すぎると怠りがちになるので、ここは厳しく2週間。
 私としても初めてだし、学生としても初めての経験です。
 まあ最初は失敗してもいいかなーくらいで考えてます。

 ここまで終わったら、今日の内容。
 ロールプレイ調にしたかったんですが、序盤の説明が長くなったこと、夏休み明けで日本語忘れ気味なことを考慮して、比較的難しくない内容をやることにしました。
 今回は「友達を褒める」です。
 使用したpptはこれ。褒める.pdf

 まずはこの課の目標を明確にしておきます。
  1.2~3人グループになってお互いの良いところを褒めること。
  2.発表は2回行う。1回目は自由に、2回目は1回目よりもっと良いものを。

 みなさん、こんにちは。
 私は◯◯の良いところを紹介します。
 (自由)
 以上です。ありがとうございました。(拍手)

 まずはこのようなテンプレートだけ与えて、自由の部分だけ自由に考えてもらいます。
 時間は学生の様子を見て5分~10分程度。
 それが終わったら、その場で発表してもらいます。
 発表終わりの拍手はとても大事ですので、学生にもちゃんと拍手させることが盛り上げるポイント。

 1回目の発表で学生が使った言い回しは黒板にメモっておきます。
  ・~が上手です。
  ・~に興味を持っています。
  ・~が好きです。
  ・~することが好きです。
  ・~て~て
  ・クラスで一番~です。 などなど

 全員発表が終わったら、pptの出番。
 もっといい発表にするためのポイントを紹介します。

 1.私は◯◯の~ところが好きです。
 何か好きな部分を言うときは、よく「~ところ」を使います。告白とかでもそう。
 日本語の言い方ですから覚えてると便利。

 2.順序
 ある学生が「髪が長くて、目が大きくて、可愛くて、活発です。」と言ってました。
 もちろんこの「~て~て」でどんどん挙げていくのも悪くありませんが、スピーチや発表の場面では分かりやすく伝えるために「1つ目」「2つ目」…を使うことが多いです。
 これも教えましょう。

 3.例と理由
 「1つ目は可愛いところです。」ときたら、やはりその理由とか、そう思った経験なども話すといいですよね。
 というわけで、「たとえば~」「なぜなら~」という言い方もここで教えておきます。

 
 この3つをpptで導入。
 それが終わったらこの辺りでちょうど休憩時間となりました。

 休憩時間を挟んで再び2回目の発表。2度目は教壇に来ての発表です。
 次はこの3つのポイントを1回目の内容に盛り込んで、もっと素晴らしい内容にしてもらいます。
 ここでも5分~10分くらい時間を十分に与えましょう。

 2度目の発表で重要なことは、「できるだけメモを見ないで発表すること」です。
 経験上はじめから見る癖がつくと、それ以降もそこから抜け出せなくなります。
 ならば初回から見ないようにさせておくのが学生にためにもなると思われます。

 そして発表。
 たとえば、なぜならを使い出すので、発表時間が2倍3倍に増えます。
 ちゃんと言い終えた人は拍手して褒めてあげます。

 全員発表が終わったら、学生の誤った言い方などを黒板に書いて共有。
 そして授業終わりです。

 
 2度発表させることで、自分の不足している部分を可視化させることができます。
 以後このような発表の時は2度やらせることにしようと思いました。

日本語教師のお仕事

 先学期から学校全体が慌ただしかったのは今週のためだそう。
 どうやら政府の方からこの大学の監査が入るらしくて、上の人がぞろぞろ見に来るそうです。
 前回行われたのは2008年で、この監査は10年に一度行われます。
 「本科」としての資格があるかどうかを査定する、大学にとって重要なものです。

 結果いかんでは本科剥奪みたいなこともありうるのかもしれません。
 この辺りはあんまり分からない部分です。

 今週のために学生たちは構内の掃除をしていて、ところどころ壊れていた部分も直されました。
 食堂も一新して綺麗になり、以前とは見違えるほど綺麗になった印象です。
 何かと思えばこの監査のためだったんですね。
 今回合格がもらえさえすれば10年間何があっても本科ですから、力の入れようが違います。

 本来は昨日から来ているようなのですが、授業を見に来るのは今日からだそうです。
 私も今日4時半から3年生の授業が一つありますので、おそらく来られるのではないかと思ってます。
 とはいっても全く緊張してませんが… ただ準備した内容をいつも通りやるだけですからね。
 しかもどうせ日本語ですから、彼らには分からないでしょう。

 ちなみに日本語科の主任の方からは、先生も学生も授業の15分前に教室に入ってくださいと言われました。
 昨日その通りにしたのですが、なんと肝心の学生はいませんでした。

 学生はほんとマイペースでいいですね~ 上辺だけってのは誰が見てもすぐ分かるものです。
 誰が来ても動じないその姿勢、私は大好きです!

中国での生活

 今日中国で初めて合鍵作りました。
 今まで数年間鍵一つしかなくて、よく無くさずに部屋に入れなくなるとかそういう出来事が起こらなかったと思います。

 私の部屋の鍵は日本の鍵と全然違います。
 十字方向に伸びたそれぞれの部分に異なる掘り込みがされてあるもので、昔日本で合鍵を作ろうと思ったんですが、この形状だと日本では作れませんでした。

 ちなみに中国では5分くらいで完成。価格は形状にもよりますが、この場合は6元でした。
 めちゃくちゃ安いです。

 合鍵作る様子はかなり興味深いものでした。初めて見たので目が点です。

 まず元の鍵と新しい鍵をそれぞれ固定して、元の鍵の起伏に合わせて動く機械で新しい鍵を削っていき、それを4面に行って完成。文字で説明するとわけわかんなくなりますね。

 合鍵作るおじさん、めちゃくちゃ愛想よくなくて終始無言。
 とはいえ注文したら完成まで一直線なので特段悪い気はしませんでした。
 方向を間違えるとたちまち使用不能の鍵が完成しますので、仕事は真剣に行う職人気質な人だったんでしょうねー

 もし合鍵作りたい場合は「配钥匙」という看板を探すといいです。
 初めての経験でした。