私の教案!

 今回は日本語で電話をかけてみよう!というテーマにしました。留学したらおそらくアルバイトをすることになります。授業に来た学生の大半はコンビニでアルバイトするつもりでいろんな不安を感じているようでした。まずはその前段階、バイトを探すための電話! 電話しなければ面接も始まりません。必要不可欠ですから、気合入れて教えてきました。

 どうやってバイトを探すかですが、これは中国とあまり変わりありません。インターネットで探したり、アプリもありますね。また友達の紹介や店の張り紙も。唯一異なる点はコンビニなどに置いてる求人情報誌です。これはその地域に特化した情報が載っているうえに無料ですから利用しない手はありません。

 バイトの場面でよく使う単語も教えておきましょう。
 ・時給
 ・シフト
 ・週休
 等々…

 さて、電話をかけて相手が出たらまず何を言うべきか。ここは多少差はあるにしても定型文ですから丸暗記してもらいます。
 例えば「突然の電話失礼しました。私は〇〇と言います。本を見て電話しました。アルバイトはまだ募集していますか?」みたいにできるだけ低姿勢の日本語が好ましいと思います。

 それに対して「募集してますよ」と言われれば、次は面接の話になるでしょう。要件を伝えなければいけません。
 ・自分の名前、電話番号、面接の日程、場所…
 ここでシフトに関してや仕事の内容に関して質問してもいいですね。また、外国人でも問題ありませんか?とあらかじめ伝えておくのは案外大切なことだと思います。

 次は確認。
 「もう一度確認したいんですが、よろしいですか?」のような一文を挟んで、面接の日程、場所、履歴書、あるいは店長さんの名前、電話番号等を確認します。間違わないためにも重要ですね。

 最後、電話を切る時はどのように言うか。
 「分かりました。では何月何日何時にどこどこに行きます。ありがとうございました。失礼します。」のような言い方ですね。

 この後実践練習してみました。私が架空のコンビニ店長になりきって学生からの電話に対応します。学生の目標は今日教えた電話口の日本語を駆使して面接の予定を取り付けること。私は架空の名前、架空の電話番号、架空の日程、架空の場所をあらかじめ準備しておき、学生達の声が届かない教室の外へ出ました。教室ではみんなに聞こえるようスピーカーに切り替えます。

 結論から言うと、実際に電話してくれた学生はまあまあ良かったと思います。分からない時、聞き取れないとき「すいません。もう一度お願いします。」と言えました。これは実践的に重要なことです。
 いくつか良くなかったところを挙げれば、店長さんの名前を聞き取れなかったこと。名前が分からないと何かと不便だし失礼にもなりますね。そして最後電話を切る時、私が言った「失礼します。」に対して無言でした。これには同様に「失礼します。」で答えたほうがいい気がします。

 一度模擬練習をしたことで、重要な点がより明確に分かってくれたかなと思います。
 私にとっても有意義な授業となりました。

中国での生活

 先週から会話の中に韓国の話題が多くなった感じがします。実感はあんまり無いんですが、非買運動やらなにやらで、中国は韓国をすごく嫌っているとかなんとか…。ニュースでもあったんですが、韓国国内に米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が配備されることに反対し、中国人の嫌いな国ランキングで韓国がトップの日本を抜いて1位に躍り出たようです。韓国の話題が増えたの、これと関係ないとは言えませんよね~

 会話の時間は別に何を話してもいいと思うんですが、こういった政治的な話は意見の衝突を生む可能性があるんですよね。それは良くもあり悪くもあり…。でも私の場合は禁止にしているというわけではなく、何でも話せるオールラウンダーで行きたいと思ってます!

 こういう話をする時は真面目な顔をしたら終わり。自分の意見は極力言わないで中立を貫くのがいいと思ってます。1位が韓国になったなら、じゃあ2位はどこ?みたいな話から「日本」という回答を引き出してみんなで一緒に笑ったり、そんな会話の工夫がきっと必要です。

 ちなみに私は街で日本語を話している時、韓国人と間違えられることがあります。韓国語と日本語は全然違うと思うんですが、中国人が聞くとあまり違いがわからないのかもしれません。余計なトラブルに巻き込まれないよう、ちょっとだけ気をつけたいですね。

日本語教師のお仕事

 昨日の2年生会話の内容は「街の様子を話してみる」にしました。実はとある参考書を参考にして授業をしています。もちろん全部そのまんまそっくり参考にするんじゃなくて自己流にアレンジしています。今までやってこなかった方法なので、毎週新しい道を進んでいく感じがして、私としても緊張感があります!

 街の様子ということで、初めはやっぱり自分の故郷を紹介することを考えたんですが、それではいつもと同じで単調になりがちだと思ったのでちょっと工夫。行った事のない場所も携帯で調べて紹介してみることでぐっと範囲が広がりました。故郷を始め、北京や上海、四川などの有名な都市、そして東京、大阪、名古屋、北海道に挑戦する人もいましたね。また少数でしたが、水星や地球を紹介する学生も。日本語も中級になってきて、このあたりの考え方も柔軟になってきたんだと思います!

 まずはざっくり話し方を説明。
 教壇に来て、初めはなんていう?と問いかけました。いろんな回答がありましたが、先週も同じことをしていたのでここは問題ないですね。「みなさんこんにちは、私が紹介するのは〇〇です。」

 「様子」と言っても具体的にどんなことを話すんでしょうか。学生一人ひとりに聞いていってみました。

 名前、位置、人口、地形
 気候、歴史、経済、産業
 方言、観光地、特産物、交通
 料理、建物、シンボル、環境等々…

 話すべき項目は結構いろいろありましたね。

 次に、終わりの言葉はなんていうかについて。
 先週教えたのは、「以上です。ありがとうございました。」でした。これでも問題ありませんね。「ありがとうございました」は発表の終わりを明確にして聞き手の拍手を誘発できるので大切な言葉です。教壇に出てもらったからにはみんなで拍手をしてあげる。これをするだけで授業の雰囲気もまとまってきます。

 今回もいろんな発表がありました。特に地球の発表はなかなか面白かったですね~
 問題があるとすれば、発表中の仕草でしょうか。紙ばっかり見て読んでるだけな感じ? あとチラチラ私のほうばかりみて、聞いている学生のほうを意識してくれません。このあたりは今後の課題にしましょう!