日本語の違い

 「試合」と「大会」は中国人はよく間違えます。
 間違えるというか、何でもかんでも「試合」と言う傾向があるんですよね。

 でもこの2つは使うときが全然違います。その違いを学びましょう!

試合(しあい)

 試合とは、スポーツの比賽です。
 スポーツ以外に使うことはできません。試合と言えば通常はその1試合だけのことを指します。

  (1) 13日にサッカー日本代表の親善試合が控えている。
  (2) ワールドカップ前の最後の強化試合。
  (3) 試合になると、自分の本来のパフォーマンスができない

 

大会(たいかい)

 多くの人々が集まる会です。
 こちらは人が多く集まっていれば大会ということができるので、スポーツでもなんでも使えます。
 ※試合1つ1つが集まってできたものがスポーツ大会です。

  (5) 海外のマラソン大会はマイナーな大会でも賞金がある。
  (6) 全国大会の決勝
  (7) 今年の夏花火大会誰か一緒に行こう。

 

「コンテスト」と「コンクール」

 コンテストは、技能、作品、容姿などを競うものです。

  (8) ミスコンテスト(女性の美しさを競う)
  (9) フォトコンテスト(写真の技術を競う)
  (10) スピーチコンテスト(スピーチの技術を競う)

 など…。

 コンクールは、音楽や絵画など芸術の優劣を競うものです。
 どちらかというと音楽の印象が強いです。

  (11) ◯◯国際音楽コンクール
  (12) ピアノコンクール
  (13) 合唱コンクール

 

まとめ

 中国語ではその多くが「比赛」と表されるので、何でも「試合」と訳されることが多くなりがちです。

  試合はスポーツ関係
  大会は人が多く集まるもの

 違いをはっきり覚えて、間違いなく使えるようにしましょう。

教案, 二年後期 作文

 第11回目の作文です。

 今回で最後の授業となりましたが、数えてみると11回しかやってないんですね。確か15回くらいはやらなきゃいけないとかそんなルールがあったかと思うんですけど補講もせず放置してます。
 まあこの3年特に何も言われないのでそのあたりは厳しくないんでしょう。

 まずはいつも通り前回までの課題の返却と訂正作業。
 そして本題。

 今回は最後ですから今まで真面目に書いてきた作文から遠く離れ、2年後の自分へ手紙を書いてもらいました。
 2年後というと今の2年生がちょうど卒業するときです。
 今ちょうど4年生が卒業シーズンを迎えてあちこちで写真を撮ってまわってるのを見ると実感が湧いてくるかもしれません。

 手紙ですからそこら辺にあるような紙に書いても雰囲気出ません。
 そこで学生におつかいしてもらって、綺麗な便箋と封筒を人数よりも多めに買ってきてもらいました。
 2年生は27人ですが、それぞれ多めに用意して50元程度。私が負担しました。

 綺麗な便箋があると本気で書こうという気も出てくるはずです。
 案の定30~40分くらいめっちゃ集中して必死に書いていました。

 書き終わったら各自封筒に入れてしっかりのりで封をしてもらいました。
 他人が絶対に見ることができないようにしておくことで、手紙の内容の質が高まります。

 これは学生に書いてもらった手紙たちです。結構分厚いです。
 ちなみに私も便乗して書きました。2年後開けるのを楽しみにしています!

 なお、万が一彼らが卒業するときに私がこの大学に居なければ、これを主任に託すつもりです。
 でもそんなことが無いように、必ず私の手から返却したいです。

 以上、第11回目の作文でした。

日本語教師のお仕事

 今先生の間でちょっと話題になっていることがあります。
 それはこの学校の学生のレベルが徐々に落ちてきていることです。

 というか、この間のスピーチコンテストを見ていると他の大学の学生のレベルも落ちている気がするので、この大学の問題だけではないでしょう。少なくとも華北地区全体で見られている現象です。

 各学年に聞いてみると、大学入試の点数は確かに徐々に落ちていますから、それに伴って全体のレベルが落ちているのも事実です。

 どうやれば学生の質は上がるのか。
 これはさっき他の先生と食事しながら激論しました。

 大学には国によって定員が決められており、点数の高い順から機械的に合格者が決まります。
 つまりこの大学に入りたいという学生を増やすことが底上げに繋がって、学生の質も高められる。
 じゃあどうやってそんな学生を増やすのか。

 ネームバリューは無いに等しいですから、この大学の日本語科の実績とか魅力とかで惹き付ける他ありません。
 それがネームバリューに繋がっていくはず。

 実績とは、卒業生の就職状況、進学状況、スピーチコンテストの成績。
 対外に示せる分かりやすい指標はやっぱりこの3つです。このうち私が関与できるのはスピーチコンテスト。
 結局ここに辿り着くわけですね…