日本語教師のお仕事

 昨日1年生の女の子からプレゼントをもらいました。真ん中にある3つのネコのお腹には一文字ずつ漢字が書かれているのですが、彼女は実際にお店にて何千とある漢字の中から私の名前を選んで繋げてくれたみたいです。名前が入っているだけで特別な感じがありますね!

 私自身プレゼントを貰うことは少なくありません。あまりに色んな人から貰うので、誰から何を貰ったのか実は全て覚えているわけでもなく、たまーにやばい!という時があるんですよね。私の部屋に学生が来たときに、その人から過去に何を貰ったのか忘れていれば、話題によっては地雷になります。というわけで出来るだけ忘れないようにメモをしたりするようにしていますが、それでも咄嗟に思い出すにはやっぱり限界はありますね…。まあ貰った時にお礼をすること、嬉しいという気持ちを伝えることが一番大切でしょうから、そこだけはちゃんと態度で示せたらと思っています。

 ちなみにこのプレゼントをくれた彼女は明日誕生日です! 学生の誕生日だと分かっていればお祝いをしてあげることにしています。あんまり高いものだと色々良くないし、人によって違うものなら公平ではないので、毎回特に捻らずチョコレートを選ぶことにしてます。学生と距離を縮めるためにも大切にしたい1年に1回の機会です。

1年生後期会話

 1年後期会話の授業第13回目です。
 今回は提案の「~方がいいです」と意見を言う時に使える「~と思う」を勉強します。

 

授業の流れ

 1.単語を読む
 まずは第12課の単語をみんな一緒に読んでいきます。
 配布したプリントは【第0課】1年後期会話の授業構成に載せてあります。

 2.文法「~方がいいです」
 アドバイスするときとか、比較するときに使える文法です。

  動詞普通形+方がいい (行かないほうがいい)
  名詞+の+方がいい (iphoneのほうがいい)
  な形容詞語幹+な+方がいい (自由なほうがいい)
  い形容詞+方がいい (強いほうがいい)

 ※配布したプリントに書かれている接続は間違いです。

  ・もう少し待ったほうがいいですよ。
  ・風邪を引いたら早く寝た方がいい。
  ・喧嘩したらすぐ謝ったほうがいい。

 「~方がいいです」で練習。
 理想の恋人の条件を話してもらいます。
 たとえば「背が高い方がいい」とか「お金持ちのほうがいい」とかです。
 一人2~3つくらい。

 3.文法「~と思う」
 自分の意見を述べる時に使える文法です。

  動詞普通形+と思う (行かないと思う)
  名詞+だ+と思う (iphoneだと思う)
  な形容詞語幹+だ+と思う (自由だと思う)
  い形容詞+と思う (強いと思う)

  ・これ以上続けるのは無理だと思う。
  ・日本で最も有名なのは富士山だと思う。
  ・早く謝ったほうがいいと思います。

 4.個人発表
 まずは学生ひとりひとりに紙を用意してもらいます。
 その紙には「最近困っていること」を書きます。
 書き終わったら小さく折り畳み回収して、全部箱などに入れます。

 一人ひとり箱から1枚引いて、その困っていることに対して何かアドバイスをしていきます。
 ちなみに私もこっそり「彼女がいません。どうすればいいですか?」と書いて混ぜておきました。

 箱から1枚引いてアドバイスするというところまであらかじめ説明しておかないと、その内容が公にしにくい内容を書いてしまう可能性もありますので前もってちゃんと企画説明をしておいたほうがいいでしょう。

 流れとしては
  ①学生一人教壇に呼ぶ
  ②紙を引く
  ③読み上げる
  ④書いた人を立たせる
  ⑤アドバイスする
  ⑥アドバイスされたら「ありがとう」
  ⑦みんなで拍手

 盛り上がるためには特に最後のありがとうと拍手が重要です。

 
 ・夜は眠れない。超元気がある。
 ・午後は天気が暑くて寮を出たくない。暑くて頭が痛い。勉強したくない。
 ・歌が下手になりました。
 ・最近、日本語の会話が苦手になったと思います。
 ・私の小遣いは50元しか残っていない。あと一週間ご飯を買うお金がない。
 ・最近私は太ったと思います。
 ・単語を覚えることができない。
 ・少し痩せたいです。
 ・清浦凉(海南省の有名な食べ物)がここにはない。食べたい。
 ・昼は忙しいので勉強時間が減る。日本語の文法に混乱している。
 ・毎朝いつも目覚められない。
 ・学習圧力が大きいです。
 ・眠りが悪くいつも夢を見る。時間が足りない。
 ・多くの人が告白しているが、でも私は彼氏がいない。
 ・私はちょっと太っています。でも運動したくない。
 ・とても忙しい。自由な時間がありません。
 ・お金が足りない。
 ・たくさん食べるのでますます太ってきました。
 ・家に帰りたい。
 ・金曜日に単語テストがあって、まだ覚えていない。
 ・お金を貯めたいけど、たくさん使ってしまう。
 ・体調が悪くて気持ちが悪い。
 ・歯が落ちる夢を見た。
 ・どうやって人と付き合うか。
 ・勉強したくない。
 ・自分の気持ちをコントロールできない。
 ・3000字くらいの民族に関する論文を書かなければいけない。
 ・文法はちょっと難しい。
 ・家に帰りたい。
 ・コンサートのチケットを手に入れられないかもしれない。
 ・太った。
 ・不眠症になった。毎日2時に寝る。
 ・2年生のある人を好きになった。どうすればいいか分からない。

 
5.終わり
 みんな発表したら授業は終わり。
 授業時間は5分程度余して終了。
 まだまだ日本語がスムーズに出てこないんですが、地道に一人ずつ練習していかなければいけないですね。

 
 以上です。

日本語教師のお仕事

 こんな記事は以前も書いた記憶があるんですがどうだったでしょう…? 今日はとある学生から「最近先生とずーっと話さなかったから、先生にすごく会いたかった」と言われました。彼女はまだ1年生、実際にはこの言葉は中国語で言われたのですが、その一部分の「好想你」は何度聞いてもやっぱり慣れません。このような直接的な表現は中国では一般的で別の意味がないことは理解しているつもりなんですが、それでも間接的表現を好む日本人からするときっと恥ずかしさは隠せません。

 彼女の気持ちに嬉しさを感じると同時に恥ずかしさが込み上げてくるわけで、するとすぐに顔の紅潮を指摘されました。こればかりはどうやったって慣れませんね…。とりわけ彼女はこのような事をよく言います。
 授業は1週間に1回、各々との会話は3週間に1回1時間、確かに私と密に交流する時間は決して多くありません。私としてもできるだけ皆と話したいという気持ちはあるんですが、学生100名弱を相手に日本人教師は私1人だけですから、どうしてもこのくらいの頻度になってしまい大変申し訳なく思ってます。彼女の日本語を勉強したいという気持ちにできるだけ応えてあげたいと思っています。はて、どのように改善すべきか…。