JLPT N1文法講座

~に準じて


 「憲法」「法律」「条例」「条約」などの規則にも接続できる。
 何かが増えたり減った時、別の何かも変化する比例的な表現の時にも使うことができる。この比例の用法の時、N2文法の「~に応じて」と同じ意味になる。

~を踏まえて


 反省や結果・状況・経験などに接続する。

区別

 「~に準じて」は「~に照らして」「~に即して」「~に則って」と同じく規則と接続できるが、比例的な表現の時は「~に準じて」しか使えない。また、これら4つの文法には個人の意思は存在せず、客観的に規則を参照している。
 一方で「~を踏まえて」は個人の意思があり、過去を振り返って何かする。

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~に照らして


 「憲法」「法律」「条例」「条約」などの規則に接続する。

~に即して


 規則にも接続可能。事実・現実にも接続できる。

~に則って


 規則にも接続可能。習慣・常識・風習・習わしなどに接続する。

区別

 全ての文法は規則に接続できるが、「~に照らして」は規則にしか接続できない。「~に即して」は事実・現実、「~に則って」は習慣・常識に接続できる。
 規則の時はお互いに入れ替えて表現できるが、事実や現実・習慣・常識の時は違和感がある。

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~なり


 「なり」の前後に来る主語は必ず同じでなければならない。さらに、主語に一人称を使うことはできない。「なり」の後ろは大体良くないことが来て、過去のことのみに使える。

~そばから


 「そばから」の後ろは悪いことで、過去に連続的に発生している動作が来る。現在・過去・未来、全て使える。
 ※訂正 未来に対しては使えませんでした! ごめんなさい。

区別

 区別のポイントは、過去に連続発生しているかどうか。
 「教わるなり忘れた」の忘れた回数は今回1回だけだが、「教わるそばから忘れた」には過去に何度も忘れたことがあるニュアンスがある。