~終わる/~終える

説明

 いずれも動ます形に接続して動作の完了を表します。
 「~終わる」は元々自動詞ですから、物事が終わったという現象に注目しています。一方「~終える」は他動詞なので、人の意思によって動作が完了したという点に注目しています。しかしながら意識して使い分けているわけではなく、どちらを使っても問題ありません。

 また、自然現象や生理現象には使うことはできません。例えば、降る、吹く、泣く、笑う等…
 このような場合には「~止む」を使います。

 ✕ 雨が降り終わる
 〇 雨が降り止む

 ✕ 赤ちゃんが泣き終わった
 〇 赤ちゃんが泣き止んだ

 【接続】 動ます形+終わる/終える
 【意味】 ~するのが終わる

 

例文

喧嘩すると彼女は私が言い終わる前に言い返してくるから話にならない。

宿題し終わったら次は来週の予習しなくちゃ。

使い終わったらちゃんと元の場所に戻しておきなさいって言ってるでしょ!」

 

備考

 動作の完了には「~切る」や「~抜く」のような他の文法もありますが、これらとは違って「~終わる」には細かいニュアンスがなく、単に動作の完了のみを表します。

 

~過ぎる

説明

 動ます形、い形語幹、な形語幹に接続して、その動作や状態が普通の程度・水準を超えていることを表す文法。

 【接続】 動ます形+過ぎる
      い形語幹+過ぎる
      な形語幹+過ぎる
 【意味】 非常に~、甚だしく~

 

例文

夜景が美しすぎて見とれてしまった。

もう若くないからか、食べ過ぎるとすぐ胃もたれする。

毛虫の見た目が気持ち悪すぎて見るだけで鳥肌が立つ。

 

備考

 特になし

 

~慣れる

説明

 「慣れる」は以前の経験があるために習慣化して上手にできるようになること、何とも思わなくなることです。「~に慣れる」は人の行動や動作に関係する他動詞のます形にのみ接続でき、その動作が上手にできることや既に順応していることを表します。

 人の行動に関係する動作とは、例えば言う、読む、書く、住む、作る、見る、する、やる等です。なお移動系の動詞は自動詞として分類されますが、これらも接続することはできます。例えば、行く、走る、曲がる、通る等。

 一方で降る、吹く、泣く、疲れる等の自分では制御できない類の自動詞については接続できません。

 【接続】 動ます形+慣れる
 【意味】 ~するのに慣れる

 

例文

就職が決まり、明日住み慣れた故郷を離れることになった。

近所の公園では最近見慣れない不審な車がよく停まっているとの噂がある。

料理を作り慣れている人は、レシピを見ても自己流にアレンジするのが上手だ。

 

備考

 特になし