出る杭は打たれる、日本の悪しき慣習

日本語教師のお仕事

 今日の日本事情は、「出る杭は打たれる」を軸にして、日本人に蔓延する暗黙の了解を教えることにしました。日本の会社での暗黙の了解や、同調圧力についての内容です。

 出る杭は打たれる。
 この言葉は、私は悪い言葉だと思っています。例えば、5人のうち4人がYESと言いましたが、1人はNO。この時日本人なら同調圧力が働き、まず間違いなくYESと言いくるめられてしまうでしょう。言いくるめられるのならまだしも、黙殺という可能性すらあります。学生に聞いたら、中国では仮に1人がNOだろうが、声を大にして言える空気があるそうです。自己主張を行うことは中国の方にとって当たり前のことなのですが、日本人にとってはしばしば協調性にかけると表現されたりすることでしょう。

 この出る杭は打たれる現象は、日本の企業に、悪しき慣習としてはびこっていることは間違いありません。詳しいことは差し控えますが、学生には私が経験した日本企業の悪い部分を全て、つまびらかに教えました。

 学生達は日本語を勉強しており、少なからず日系企業に入りたいと思っている学生もいます。彼らの夢を、綺麗なままにしておくこともできたでしょうが、やはり日本の悪い部分を知ることも日本事情の一環だと思ったのです。

 最後に、全ての企業がそうではないことを伝えました。悪いイメージは頭により強く残り、全てがそうだと思い込むには十分なインパクトがあります。これを払拭することが、私のこれからの課題でしょう。

日本語教師のお仕事

Posted by そうじ