平成29年度 日本語教育能力検定試験 試験Ⅰ 問題2(5)解説

 副詞節内のガ格を据えるべき主語が「は」になる誤りです。

 1 私はその人に頼んでも ⇒ 私がその人に頼んでも
 2 私はイケメンだったら ⇒ 私がイケメンだったら
 3 私は宿題を忘れると ⇒ 私が宿題を忘れると
 4 私は頭が痛いんですから ⇒ 私は頭が痛いので

 1~3は問題文と同じ性質の誤りですが、4は理由を表す「から」と「ので」の混同が見られます。
 「から」は話者の主観的な主張を表すため、このような場面で用いると言い訳じみた感じを与えてしまいます。ここでは「ので」を使うべきです。「ので」は客観的な判断によって理由を述べるので、話者の主張は弱めに表せます。自己の正当性を強く訴えかける必要がない場合は通常こちらを用います。

 したがって答えは4です。

 





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