言語を分類する形態的類型論と語順について

形態的類型論

 19世紀に行われた古典的な言語類型論における、形態論の特徴に基づいた言語の分類で、基本的に、言語は孤立語・膠着語・屈折語の3つの類型に分類されるとしている。

孤立語

 孤立語とは、語形変化しない言語のことです。
 中国語、ベトナム語、ラオス語、タイ語、クメール語などがこれに該当します。

膠着語

 膠着語とは、語幹に接辞を接続することによって語形変化する語のことです。
 トルコ語、ウイグル語、ウズベク語、モンゴル語、日本語、朝鮮語(韓国語)、フィンランド語、人工言語のエスペラントなどがこれに該当します。

屈折語

 屈折語とは、文法的機能を表す形態素が、語の内部に分割できない形で埋め込まれる言語のこと、つまり、語そのものが変化したりする言語のことです。
 ラテン語、ギリシア語、ロシア語などがこれに該当します。

 

語順

SVO型

 文を作るときに主語(S)-動詞(V)-目的語(O)の語順をとる言語のことです。
 英語、タイ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、トルコ語、中国語などがこれに該当します。

SOV型

 文を作るときに主語(S)-目的語(O)-動詞(V)の語順をとる言語のことです。
 日本語、チベット語、オランダ語、朝鮮語などがこれに該当します。

各型の多さ

 多い順にSOV>SVO>VSO>VOS>OVS>OSV





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