【N2文法】~かと思えば
説明
接続
動詞普通形+かと思えば
動た形+かと思えば
名詞+かと思えば
意味
原以为…却…
既…又…
解説
意味は2つあります。
動辞形、動た形、名詞に接続するときは、発生した事柄が話者の予想とは反することを表します。
後項には話者にとって想定外のこと、意外なことが述べられ、しばしば驚きや呆れのニュアンスが含まれます。既に発生したことについて述べるので、後項はほぼ過去形となります。また、想定外のことについて述べるので自分自身の行為に使うことはできず、他人の状況に対して客観的に述べる用法です。
動辞形に接続するときは、並列を表すことがあります。
この用法の時は、後項には「~かと思えば~もある」「~かと思えば~もいる」という文型をとります。
例文
(1) 誰かと思えば久しぶりですね。(久しぶりの人に会って)
(我还想是谁呢,好久不见了。)
(2) ここ最近暑くなったかと思えば気温が低くかったりの不安定な日が続いてます。
(想着这里最近会变热吧,但是没想到有的时候还会冷,气温忽高忽低的。)
(3) 「4」は不吉な数字と捉えられがち。かと思えばクローバーのおかげで幸福の意味もある。
(“4”这个数字通常被认为不吉利,但多亏了四叶草加持“4”这个数字有时候也有幸福的含义。)
(4) 雪が降ったかと思えばすぐに止んだ。
(5) 寒さが緩んだかと思えば、また厳しくなってきた。
(6) 意見が違う人もいるかと思えば、全く同じ人もいる。人それぞれだ。
備考
似ている文法「~かと思ったら/かと思いきや/かと思うと」
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