【第40回】日本語教師の職業病

日本語コラム

 日本語教師をこれからもやっていくにあたって、一つ不安に思ってることがあります。
 それは防ぎようがないから自分でもどうすればいいのか全く分からないんですね…。

 おそらく一種の海外で働く日本語教師の職業病みたいなものです。

 プログラマーが腱鞘炎になるように、日本語教師にも職業病ってあります!
 私はこの3年で身をもって知りました。

 ①オーバーリアクション気味
  学生と話すときは喜怒哀楽めっちゃはっきり!
  5W1Hを聞いて相手に話させてからリアクションで盛り上げて、やってることはMCのそれ。
  友達と話すときはそうじゃないのに。

 ②言葉を選んじゃう
  単語が難しすぎると分かりやすい言葉へシフトしたり、言葉も長く連ねないで良いところで短く切っていったり。
  これはN2レベルの単語だからー これはN1の文法だからわかるかなー とか話ながらそんなことばっかり考えてます。
  これは学生のためになってない…

 ③どこでも教材を探しちゃう
  テレビ番組とか見てても何か教材として使えないか考えちゃいます。
  そうやってメモしてきたメモ帳は今でも手元にありますが、そのほとんどは封印中。
  やる前に成功しないのが目に見えてても、閃いたときはメモっちゃいます。

 ④母語が分からなくなる。
  日本に帰ってすぐの時は日本語おかしくなってます。単語が思い出せなかったりするのは日常茶飯事。
  skypeで話してても友達からよく指摘されるんですけどどうしようもないですこればかりは。
  でも津軽弁はなぜか忘れないんですよね~ 不思議。

  これともう一つ、結構深刻なこと。
  中国語が多少分かっている”せいで“学生の変な日本語が分かってしまうこと。
  それは中国語を全く知らない日本人なら絶対に理解できない程度もあります。
  このレベルの誤用を知らず知らずにやり過ごしてしまうのは日本語教師として大問題です。

  そしてそれら全ては自覚していないのもまた問題。
  中国で日本人と全く交流がないがダメなのかな?

 
 日本語を鈍らせないために毎日地元のラジオやyoutubeでニュースを見てます。
 私の日本語が壊れた時、いよいよそこが潮時ですね…。

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Posted by そうじ