【第15課】挫折の経験

 2年生前期の授業、テーマは「挫折の経験」。

 学生から質問がありましたが、挫折と失敗はちょーっと違います。
 挫折はそれによって自信をなくしたり、心に大きなダメージを負ったりします。
 それゆえ人生のターニングポイントとなりやすく、思い出にも残りやすいです。

 20歳の学生たちに挫折の経験を聞くのはちょっと酷かもしれませんが、物は試しでやってみました。

 発表内容を紹介します。

 ・体育のバドミントンは最初簡単だと思ったけど、やればやるほど難しい。
 ・食べる、寝る、遊ぶばかりの日々
 ・数学が50点しか取れなかった
 ・大学生になりたての頃、ひどいホームシックになった
 
 以上の内容はとても挫折とは言えない内容でした。
 ちょっとしたことというと語弊がありますが、挫折には及びません。

 ・中学校の入学試験に失敗
 ・高校のクラス成績上位から、一気に下位5名にまで転落
 ・高3の大学入試
 ・中学校の時に退学をして1か月間引きこもっていた。

 これらは挫折といってもいい内容です。
 まさに人生を決めるターニングポイントとなっています。

 さらに、私が勝手ながら「天才」と称している一人の男子学生がまたもや素晴らしい発表をしてくれました。
 内容をメモってきましたので、ぜひ読んでみてください。

 今年の10月18日、私と彼女は別れました。
 あの日雨が降っていました。
 10月19日、授業がないので友達と天津に行きました。
 友達とたくさん話して、遊びました。
 21日に帰りました。私にとって新しい1日です。
 この挫折で色々勉強します。
 感情が新しくなりました。
 そして、彼女にありがとうです。

 詩的ですらあるこの内容。
 ぐっと心を掴まれたのは「あの日雨が降っていました」の一文です。
 当時の心を表しているようで、急に彼の世界観に迷い込んだ感じさえします。

 彼には特別なものを感じます。
 今後に期待ですね!

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