【第11課】比較優位と自由貿易

 第11回目の日本経済です。
 今回は日本の貿易を勉強しながら、「比較優位」と「自由貿易」について教えます。

 ➀人生で大切なことは?
 まずはこの質問が導入です。
 2~3分考えてもらって、一人ひとり聞いていきます。
 自由、家族、お金、いろんな回答がありました。
 この質問の答えは授業最後に再度回収します。

 ➁心理テスト
 続いて、この心理テストをしてみました。
 [心理テスト] あなたが人生で最も大事だと思うものは?

 【唇】希望・未来
 【帽子】現在
 【鳥】心・欲望
 【ピアス】自由・個性

 ➂日本の貿易について
 これは用意したパワポで説明します。
 日本の経常収支の推移、貿易相手国、輸出・輸入品目
 ついでに中国の貿易相手国などで比較してみます。

 ➃関税と貿易摩擦について
 日本とアメリカを例に挙げました。
 日本産の米を200円/kg、米国産の米を50円/kgとし、アメリカから輸入した時の日本産の米の競争力について触れます。安い方がよく売れますが、そうすると日本の農家を守ることができない等…
 これを防ぐために「関税」をかけます。
 しかし関税が高すぎるとアメリカ側が不満を抱く。これが「貿易摩擦」です。

 ➄FTA(自由貿易協定)
 ここでFTAについて教えます。
 貿易摩擦を緩和するための手段の一つです。

 これもパワポを用意しましたが、不具合で開けませんでした。
 今後作り直さなければいけません。

 開けませんでしたので、口頭で軽く説明しました。
 ASEAN、NAFTA、EU、TPPなど…

 ➅比較優位
 貿易の話をしたからには、比較優位は触れないわけにはいきません。
 というわけでここに一番力を入れて説明をしました。

 Aさんは8時間で16匹の魚を、8時間で2羽の鳥捕ることができます。
 Bさんは8時間で24匹の魚を、8時間で12羽の鳥を捕ることができます。

 Bさんは全てにおいて優れているので絶対優位、それに比べてAさんは比較劣位と言います。
 Aさんは鳥1羽捕ると、魚8匹を失う。
 Bさんは鳥1羽捕ると、魚2匹を失う。
 ここから分かることは、Aさんは魚を捕るのは得意で、しかもBさんよりも比較的得意だということ。
 これを「比較優位」と言います。

 例えばAさんもBさんも4時間ずつ魚と鳥を捕った場合、その合計は魚が20匹、鳥が7羽です。
 しかしAさんは比較優位である魚を8時間捕り続け、一方Bさんは2時間魚、残り6時間鳥を捕った場合の合計は、魚22匹、鳥9匹となります。
 この結果は4時間ずつ捕った場合より多くなっています。

 ➆国と国の比較優位
 AさんとBさんでは人と人でしたが、これを日本や中国、アメリカなどに変えても同じことが言えます。
 仮に絶対劣位でも、比較優位という考え方によって得意を生かすことができます。

 ➇まとめ
 最初に戻りまして「人生で大切なことは?」です。
 比較優位を学ぶと、得意を生かしたり、助け合ったり、競争より協調の方がいいということが分かります。
 これを経済学の言葉で「分業」「特化」などと言います。
 私が言いたいことは「人生で大切なことは助け合い」でした。

 ボリュームも時間も内容も完璧だったと思います。
 反応も完璧。100分飽きることなくちゃんとついて来てくれました!
 日本語でこの内容を教えるのはかなり困難かと思いましたが、案外いけるもんですね!
 さすが3年生です。

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