【第4課】父と母、子供にとってどっちがより大切?

 先ほど3年生スピーチと弁論の授業をしてきました。
 嬉しいことに、3年生から「先生の授業はとても面白い」と言ってもらえました。なんかもう涙が出る思いです。

 今回のテーマは「父と母、子供にとってどっちがより大切?」です。

 中国の文化において「両親を大切にする」というのが何よりも一番重要なこと。
 日本人も大切しないことはないと思いますが、その度合いは天と地ほど差があります。
 つまり中国人に比べれば、日本人は両親を大切にしてないと言ってもいいほどです。

 このテーマを提示した時は「決められない!」という悲鳴があがりました。
 上記の理由で両親ともに重要だからです。

 究極の二択とはなかなか決められない二択のことであり、今日のはまさに討論するにうってつけのテーマということですね!

 1分2分個人で考えてもらい、まず意見で二分します。
 はじめは13:5で母の方に偏りが出ましたが、父側から6名強制的に母側へ移動。
 そこから更にグループを分けてさっそく自分たちの意見をまとめてもらいました。

 今回少し気付いたことがあります。
 グループの中で主役となりやすいのは、やはり日本語の能力が高い人です。
 キレイに意見が分かれず強制的に移動してもらう時に、そういう主役級の人材をさりげなく各グループに分散させる必要があると思いました。

 今回学生が話した意見を紹介します。

 【父が大切派】
 ・家計の支柱。お金を稼げる。
 ・家族の精神的支柱。
 ・子供が恋人を連れて来た時、父の意見は絶大
 ・子供に厳しく接する役割が必要
 ・父がいなければ子供はできない。
 ・重い物を持ったり、電気系統など修理する時は危ないので父が必要
 ・ドラマの中の母子家庭で、息子がひげを剃り方を父から教われず分からない。

 【母が大切派】
 ・母を題材にした子供の唄は多い。(実際携帯で再生したり、本人歌ったりした)
 ・子は母から産まれる。
 ・子供に対して躊躇せず命を賭せる。
 ・前世で私と父は恋人だった。(中国ではこのような話が存在するようです。)
 ・家事は全て母がやる
 ・母がないと家庭の魂はない。

 
 父側が「電気が壊れたら父が直せる。母や私は危ない。父がいなければだめです。」と言うとすかさず母側のエースが「それはつまり母が大切ということでしょう?」と切り返しました。

 母側の言い分は「父がより大切だというなら、危険な仕事は父がやるべきじゃないでしょう」ということですね。

 これがまさに論破。綺麗な居合切りを見たようで、もう教室中が拍手喝采です。
 やっぱり3年生すごい…

 以上、3年のスピーチと弁論でした。

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