【第8回】古時刻

 突然ですが、深夜2時ってどういう印象がありますか?

 私は… 父親が「草木も眠る丑三つ時」とよく言ってたのを今でも覚えています。口にするたびにお化けの話をしてよく脅かされてて、正直この時間あまり起きていたくないんですよね。

 さかのぼること明治以前。時間は12分割されてそれぞれ順に十二支が当てられました。これを古時刻と言います。

古時刻

 子(ね)   午前0時  (午後11時~午前1時)
 丑(うし)  午前2時  (午前1時~午前3時)
 寅(とら)  午前4時  (午前3時~午前5時)
 卯(う)   午前6時  (午前5時~午前7時)
 辰(たつ)  午前8時  (午前7時~午前9時)
 巳(み)   午前10時 (午前9時~午前11時)
 午(うま)  午後0時  (午前11時~午後1時)
 未(ひつじ) 午後2時  (午後1時~午後3時)
 申(さる)  午後4時  (午後3時~午後5時)
 酉(とり)  午後6時  (午後5時~午後7時)
 戌(いぬ)  午後8時  (午後7時~午後9時)
 亥(い)   午後10時 (午後9時~午後11時)

 
 この名残で今でも午前1時~午前3時を丑の刻と呼び、さらにこの丑の刻の2時間を4分割したその3つ目、つまり午前2時~午後2時半を丑三つ時と言ってるんですね。

 この時間帯は「丑の刻参り」なんていう古くから伝わる呪いの儀式なんかもあり、一日の中でも最も怖い時間じゃないでしょうか…。これを書いている今もあと数分で丑三つ時。ちょっと怖くなってきました…。

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