~を皮切りに(して)/~を振り出しに

文法

説明

 【A】を皮切りに【B】
 【A】を振り出しに【B】

 Aと同種の行為が次々行われていく様子を表す文型です。Aにはその起点を、Bにはその後の行為を述べます。「~を皮切りに」はよくニュースなどで使われます。一方「~を振り出しに」はあまり使われることはありませんが、どちらも同じ意味です。

 AとBが同種の行為の時にだけこの文型使えます。

 ✕ 転職を皮切りに、いろんなところに行ってみたい。
 〇 転職をきっかけに、いろんなところに行ってみたい。

 このようにAとBが異なる行為で、Aが起点になってBを行うときは「~をきっかけに」「~を(契)機に」が使えます。

 【接続】 名詞+を皮切りに(して)
      名詞+を振り出しに
 【意味】 ~を始めとして、~を動機にして
 

例文

東京を皮切りに全国7か所でコンサートが開かれる。

総理大臣は中国を皮切りにアジア諸国を訪問した。

1月の沖縄を皮切りに日本列島を北上する桜前線。

 

備考

 何かを起点とする意味では同じだが、「~をきっかけに」「~を(契)機に」は、その前後の行為がまったく別の行為でなければならない。「~を皮切りに」「~を振り出しに」は、同種の行為が次々行われる様子を表す点で異なる。

 「振り出し」とは、物事の初め、出発点のこと。

 

文法

Posted by そうじ