【N2文法】~をきっかけに(して)/がきっかけで

2019年5月7日N2文法, 日本語の文法

説明

接続

 名詞+をきっかけに(して)
 名詞+がきっかけで
 

意味

 以…为开端
 以…为机会
 

解説

 新しい事柄が始まるその起点を表します。前項にはその起点、後項にはその後の行為を述べます。「~を機に/を契機に」に言い換えることができますが、表現としてはやや硬めです。一方、「~をきっかけに」は口語でよく用いられる表現です。

 前項と後項が同種の行為の時、この文型は使えません。前項と後項は全く異なる行為を述べ、前項が機会や動機となって後項とするという時に使えます。

 ✕ 大阪への旅行をきっかけに、京都にも旅行した。
 ◯ 大阪への旅行を皮切りに、京都にも旅行した。

 このような場合は「~を皮切りに」が使えます。
 

例文

 (1) 結婚をきっかけに新居を買った。
     (以结婚为契机添置了新房。)
 (2) このバンドは友達に勧められて聴いたのがきっかけで好きになった。
     (这个乐队在朋友劝说下听了之后喜欢上了。)
 (3) 彼との出会いは、大学の時に一緒のサークルに入ったことがきっかけだった。
     (和他的相遇是在大学的时候加入了同一个社团的契机开始的。)
 (4) あるアニメがきっかけでギターを始めることにした。
     (以某个动画为契机开始弹吉他。)
 (5) 人生とは、何がきっかけで変わっていくのか分からないものだ。
     (所谓人生,是不知道以什么为契机而改变的。)
 (6) 彼とは何がきっかけで仲直りできたのか分からないが、喧嘩しても案外時間が解決してくれるものだ。
     (虽然不知道跟他以什么为契机和好,但是即使吵架也会有意外的时间来解决。)
 (7) 外見がきっかけで付き合った相手は飽きやすい。
     (以外表为契机交往的对象容易厌倦。)
 (8) 先生のアドバイスがきっかけになって進むべき道が分かった。
     (以老师的建议为契机明白了前进的道路。)

 

備考

 似ている文法「【N1文法】~を皮切りに(して)/~を振り出しに(して)

 「~をきっかけに」と「~を機に/を契機に」は、前項と後項の行為が全く別の行為でなければいけません。
 「~を皮切りに」と「~を振り出しに」は、前項と後項で同種の行為を述べます。また、それらの行為はそれ以後も次々を行われていく様子を表す点で異なります。

 

2019年5月7日N2文法, 日本語の文法