~をきっかけに(して)/~を(契)機に

文法

説明

 【A】をきっかけに【B】
 【A】を機に【B】

 新しい事柄が始まるその起点を表します。Aにはその起点を、Bにはその後の行為を述べます。「~をきっかけに」は口語でも良く使われ、比較的個人の出来事を述べるときに使います。一方「~を(契)機に」は少し硬い表現です。

 AとBが同種の行為の時、この文型は使えません。AとBは全く異なる行為を述べ、Aが機会、動機になってBをするという時に使えます。

 ✕ 大阪への旅行をきっかけに、京都にも旅行した。
 〇 大阪への旅行を皮切りに、京都にも旅行した。

 このような場合は代わりに「~を皮切りに」が使えます。この文型はAとBが必ず同種の行為で、今後次々行われていく様子を表します。

 【接続】 名詞+をきっかけに(して)
      名詞+を(契)機に
 【意味】 ~を始めとして、~を動機にして
 

例文

結婚をきっかけに新居を買った。

失恋を機に髪をばっさり切った。

出産・育児を機に離職する女性が増えているという。

 

備考

 何かを起点とする意味では同じだが、「~をきっかけに」「~を(契)機に」は、その前後の行為がまったく別の行為でなければならない。「~を皮切りに」「~を振り出しに」は、同種の行為が次々行われる様子を表す点で異なる。

 

文法

Posted by そうじ