【N2文法】~をきっかけに(して)/がきっかけで

説明

接続

 名詞+をきっかけにして
 動普通形+のをきっかけにして
 名詞+がきっかけで
 動普通形+のがきっかけで
 

意味

 以…为开端
 以…为机会
 

解説

 新しい事柄が始まるその起点を表します。前項にはその起点、後項にはその後の行為を述べます。「~を機に/を契機に」に言い換えることができますが、こちらはやや硬めな表現です。一方、「~をきっかけに」は口語でよく用いられる表現です。

 前項と後項が同種の行為の時、この文型は使えません。前項と後項は全く異なる行為を述べ、前項が機会や動機となって後項とするという時に使えます。

 ✕ 大阪への旅行をきっかけに、京都にも旅行した。
 ◯ 大阪への旅行を皮切りに、京都にも旅行した。

 このような場合は「~を皮切りに」が使えます。
 

例文

 (1) 結婚をきっかけに新居を買った。
     (以结婚为契机添置了新房。)
 (2) 失恋をきっかけに髪をばっさり切った。
     (以失恋为契机剪短了头发。)
 (3) 出産・育児をきっかけに離職する女性が増えているという。
     (听说以生孩子和带孩子为契机的离职女性增加了。)
 (4) 彼はこのドラマがきっかけとなって一躍有名となった。
     (他因这部电视剧而一跃成名。)
 (5) 先生のある一言がきっかけで生きる道が変わった。
     (以老师的一句话为契机,人生的道路改变了。)
 (6) 留学生と友達になったことがきっかけで、外国に興味を持つようになった。
     (以和留学生成为朋友为契机,对外国产生了兴趣。)
 (7) 共通の趣味がきっかけで付き合い始めた。
     (以共同的兴趣为契机开始交往。)
 (8) どうでもいいことがきっかけで大きな喧嘩に発展した。
     (因无关紧要的事情,最后大打出手。)

 

備考

 似ている文法「【N1文法】~を皮切りに(して)/~を振り出しに(して)

 「~をきっかけに」と「~を機に/を契機に」は、前項と後項の行為が全く別の行為でなければいけません。
 「~を皮切りに」と「~を振り出しに」は、前項と後項で同種の行為を述べます。また、それらの行為はそれ以後も次々を行われていく様子を表す点で異なります。

 





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