~にかこつけて/~を口実にして

文法

説明

 いずれも名詞に接続して、嘘の理由を表す。
 「~かこつけて」と「~を口実(こうじつ)にして」は同じ意味です。
 後ろには良くない事(本人が良くないと思っている事)やずるい事が来ます。
 しばしば他人を騙そうとするニュアンスが含まれます。

 ① 風邪が原因で、仕事を休んだ。
 風邪を引いたのは事実で、まさに風邪が原因で仕事を休んだ。

 ② 風邪を口実に、仕事を休んだ。
 風邪を引いたのは事実だが、仕事を休んだ理由は風邪が主な原因ではない。
 何か別の理由があって仕事を休んでいる。例えば、ゲームをやりたい、遊びに行きたい等。

 以上のように、何かの機会を利用して嘘の理由とし、別の何か良くないことをする場合に使います。

 【接続】 名詞+にかこつけて
      名詞+を口実に(して)
 【意味】 ~を利用して(何か良くないことをする)
      ~を嘘の理由にして~する
      ~のせいにして

 

例文

妻に内緒で、いつも出張にかこつけて各地の温泉旅館を巡っている。

病気にかこつけて授業を欠席し、家でずっとゲームしていた。

あの男は酒の勢いにかこつけて、やたらと触ってくるから気を付けて。

 

備考

 本来の理由を隠しながら自然に振る舞い騙そうとする意図がある。

 

文法

Posted by そうじ