~かねる

文法

説明

 「~かねる」は会話ではあまり使わない硬めの表現で、”不可能”を表す。
 「~できない」は様々な理由があって直接的に不可能だということを示すが、一方「~かねる」の場合は「~しようとしてもできない/~することが難しくてできない」という気持ちや動作の躊躇する感情も含まれているので、「~できない」よりも婉曲的に断るときに使う。
 「兼ねる」という漢字を使うこともある。

 ポイントは3つ。
 ①不可能
 ②しようとしてもできない
 ③動作の躊躇

 【接続】 動詞ます形+かねる
 【意味】 ~しようとしてもできない/~することが難しくてできない/~する方法がない

 

例文

怪我した子猫を見るに見かねて、動物病院へ連れて行った。

こちらとしては、それには賛成致しかねます

確証が無いので判断しかねます

 

備考

 「見るに見かねる」は慣用句。可哀想だから、あるいは見ていると辛いから見る事ができないという意味。
 「できる」の変化形「できかねる」は誤用。「~しかねる」というのが普通で、これの尊敬語として「致しかねる」がある。
 

文法

Posted by そうじ